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今週のエロいカレーは恵比寿です(2019年3月10日~16日)
恵比寿アトレの、夕方の、女子トイレを見たことがありますか。
みんな、ごはんを食べる前に化粧をがんばっています。
わたしも、
カレーと対峙するときは、思い切り気合を入れたいと思い、
口紅を塗りなおしました。
ちょっとおしゃれをしつつ、
でも、
おしゃれしてませんよ~な余裕と一緒に食べたい、恵比寿らしい
『コルシカ』です。
ちょっと色ぼけた外観が、隙を見せてくれて入れました。
頼んだものは
・トマトのスープ(600円)
・コルシカ風グラタン(1500円)
・ライスコロッケ(900円)
・ガーリックトースト(400円)
この日はどうしても、ヘルシーに野菜が食べたかった。
結果このザマです。
メニューがグッとくるので仕方ないです。
最高ですね。
さて、
こちらのコルシカ風グラタン、
なんと、カレーピラフになっているんです。
ベシャメルソースの下にはすこし辛めのカレーピラフ。
カレー粉にエキストラで胡椒やコリアンダーが香っていました。
刺激があって、豪快だった。
アサリや鶏肉が入っていて具沢山。惜しげもねえ。
ピラフの中の玉ねぎは、シャキシャキ感が残っていて、
シェフの強すぎる意図を感じる。
めちゃめちゃ、楽しませようとしてくださってる~!!
はじめぐつぐつ泡をたてた皿周りに張りついた焦げも、ちょうどいい時間に完成します。
もしかして、ここの料理って、超システマチックなのかもしれない。
シェフは、人間の五味覚と触覚の感じ方をわかっている。
厨房でのシェフの動きがサクサク進んでいって。
AIが発達してもこの人にはかなわないな、とカウンターでぼーっと悟りました。
グラタンの完成度が高すぎたあまりほかの料理が・・・。
なんてことは無く、
トマトのスープ、ライスコロッケ、ガーリックトーストは、期待していた世間のそれららしい味のすべて上位互換。
トマトの味、米の味、麦の味がピュアにやってくる。
気が付いたら、お店は満員。
食べたので、はよう外に出ます。
これは、予約はしておくべきです。
じゃないとせっかくの化粧が台無しになっちゃうぜ。。
店に入る前から出ていくまで、こんなに嬉しくなったり、驚いたり、うなだれたり、感情がぐるぐるになったことはそうそう無かったので、なかなか体力を要しました。
THE・映画みたいな2時間の使い方。
次は野菜の料理を食べたいです。
とか言いながら、コルシカ風グラタンを頼んじゃうんだろうけど。
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コルシカ
住所:東京都渋谷区恵比寿南3-4-17(恵比寿駅より徒歩5分)
営業時間:17:00~23:15(L.O.)
定休日:水曜日
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