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最後の発表会

自慢の三男

今日は三男の小学生最後の発表会。
いつの間にやら6年生。
ついこの間入学したと思ったのに、時間が経つのは早いなぁ。

この三男、担任の先生に「彼はできる男です」と言わしめる不思議な子。
飼い猫が死んでしまって、私が大泣きしていると背中をポンポンと慰めてくれる。

一体どこでそんなスキルを覚えてきたのか。

話は戻って発表会。人権についての発表だったのですが、「二番目の悪者」という絵本を元に、自分達がどうすべきなのかを考えさせられました。

他の人が言ってた事を伝えただけ。
何もしていない。
相手は何も言わなかった。
そんなつもりじゃなかった。

これらは、一つ一つは大きな悪とは言えないかもしれない。
しかし同じような人が何人も居たら・・・

いじめや差別の現場ではこういった事が往々にして起きている。

・他の人が言ってた事をそのまま鵜呑みにするのではなく、自分の目で、耳で真実を確かめる。
・何もしないは、助ける事もしていない。
・相手は何も言わなかったは、言えなかっただけではないか?
・そんなつもりじゃないは、相手の気持ちになって考える事はできてた?

昔を思い出す

小学6年生の時に私は父の転勤で転校した。
男子はすぐに仲間に入れてくれたが、女子に筆箱を3階から投げられたり、指を刺されて笑われたりした。笑われたことに関しては被害妄想かもしれないが・・・。
当時の私は引っ込み思案で、転校したばかりだから何でも話せる友達もいない。
親には心配をかけたくないから言えない。

言わないんじゃなく、言えない人って沢山いると思う。

そんな状況を助けてくれる人は一人もいなかった。
積極的に加担しなくても、当時の私には味方が居なかった。

同じ中学に進みたくなくて、私立の中学校を受験してからはイジメに会う事はなく、記憶から殆ど消えていたが今日の発表会を見て思い出した。

子供達は何も言わないけど、イジメにはあっていないだろうか・・・。
私は人を助けられるぐらい、強くなれただろうか。
年をとり、経験も積み、知識も増えた。しかし心の成長は年程には出来ていない。

まだまだ成長しなければ・・・。

「二番目の悪者」ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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