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ウェルビーイング

今日はnoteのみんなで考えるウェルビーイング〜自分らしく働き、暮らすためには?〜を拝見させて頂きました。

ウェルビーイングの定義

私が思っていたウェルビーイングは「幸せ」だったのですが、日本政府の考えているウェルビーイングは「生活満足度」だそうです。

世界保険機関(WHO)では身体の健康状態が良好であるだけではなく、「肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態」の幸福を意味しています。

病気や障害のある人のウェルビーイング

じゃあ、病気がある人や障害がある人はウェルビーイングの状態になれないのか?
動画の中ではこういった部分については触れられていなかったのですが、私個人としては、病気があったって、障害があったってウェルビーイングになれると思います。

健康でなくてはならないのではなく、満たされていれば良いのだったら、一人ではどうしようも無い事を、周囲の人が支援できれば良いのでは無いでしょうか。

病気や障害をマイナスとして捉えるのではなく、個性として捉えられる社会、そこまで大きな範囲でなくても、自分の周囲の人だけでも理解してもらえれば随分違うと思うんです。

次男が自閉スペクトラム症と診断された時に、正直言うと不安がありました。それは私自身が知識不足だったから。どう接したら良いのか、今後出てくるかもしれない課題にどう立ち向かえば良いのかが分からなかったから。

しかし、少しずつ勉強してそんなに気にしなくて良いのかなと今では思います。得意な事、苦手な事が分かってくると、これって障害じゃなく個性じゃないか?と思うようになったんです。

興味が狭いのは、専門家として突き詰めていけば大成功するかもしれない。
音や光に対して敏感なのは、小さな違いにも気がつける繊細な感性の持ち主って事ですよね。

要はその尖った部分をどう活かすか、自身でもそうですが、社会がそれを活かしやすい環境を整えれば凄い力を発揮できるんでは無いでしょうか。


自分のウェルビーイング

離婚するまでの私は幸せと感じることが少なかった。
それは自分の事は後回しにして、家族の事、仕事の事ばかり考えていたから。
そんな状態では当然、満たされていると感じるはずがないですよね。

好きな仕事をして、頼りにもされててもバランスが悪かったんです。
精神的に追い詰められていたから、満たされていると感じられない。

離婚をしたことで、自分に向き合う時間を持つことができ、余裕ができた事で子供達とも以前より向き合うことができるようになった。


内発的と外発的

自分のやりたい事を聞かれて、自分の中だけで答えを出せる人はいますか?
日本人は自分の中だけで答えを出せる内発的な人は少なく、周囲の人の考えを取り込んで自分の意見とする外発的な人が多いんだそうです。海外では逆に内発的な人が多く、外発的な人が少ない。
これはどちらが良い、悪いではなく、単なる個性というか傾向の違い。

私は外発的な方なので、内から溢れてくるようなやりたい事は見つける事ができません。しかし外発的な人は周囲に色々な考えの人がいる事で、やりたいことが見つかるんだそうです。

今は「生活に困難を感じている人の助けになりたい」というやりたい事があります。これは鬱になった時から読書をする事が増えて、周囲から色々な考えを取り入れる事ができたから。

以前のように自分の殻に閉じこもっていたら、ここまでやりたいと思う事はなかったと思います。
目標ができたことで、やるべき事が明確になったし、頑張れるようになりました。

シングルファザーでうつ病持ち、子供は自閉スペクトラム症。それでも今は満たされていると感じています。

きっと、どんな人でもウェルビーイングは達成できる。微力ながら、その手助けができればと思います。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。🙏

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