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誰かがやってくれるだろう

「誰かがやってくれるだろう」
私の周りには、 "人まかせな"人が多い。

最後の1つを使用しても発注しない。
新入社員が入ってきても我関せず。
「誰かがやってくれるだろう」

結局いつも同じ人ばかりが動く。
あまりにも負荷がかかっていると思い、
「どうして周りの人にお願いしたり、やらない人に言わないんですか?」
と聞いたことがある。
「お願いしたところで、できない言い訳ばかりするし
 お願いしても結局やらないから その労力が無駄」と言われた。

「言ってもらえるうちがが花だよ」この言葉が頭をよぎる。
あぁ、この言葉って大人になっても有効なのか。

この"人まかせ"は感染するので、最初は気づいて行動していた人たちも
だんだん知らないふりをするようになっていった。
気づいても行動したら負けみたいな雰囲気がでるようなときもあった。

1番不思議な事が、人まかせな人ほど自分が困ったり不利益になると
大きな声で騒ぎ始めることだ。
どうしていつも何もしないのに自分の事になると騒ぐんだろう。
どうして周りの人は指摘しないで、黙って手伝うんだろう。

この小さな世界の話は、
私たちが生きている大きな世界でもよくある話なのではないだろうか。

自分は出来ないから。どうせ誰かがやってくれるから。
私の力なんてちっぽけだから。どうせ何も変わらないから。
話したって無駄だから。どうせ都合よく進むのだから。

一度、考えてみてほしい。
私の身近な世界のできごとが、あなたの世界にも感染していないか。
(もしかしたらコロナよりも、たちが悪い感染症かもしれない。)

一度、振り返ってほしい。
感染が拡大した結果、今の環境問題や社会問題に影響していないか。

一度、現実を見てほしい。
自分が行動しなくても誰かが行動するだろうと思っている人は
想像以上に大勢いるという現実を。

これからの未来の課題は他人事ではない。
誰かがやってくれれば解決するような簡単なことでもない。
未来のためにできることの第一歩は
【自分も当事者の一人だと自覚すること】と
【人まかせにする・知らないふりをすることを諦めること】だと思う。

sato

#未来のためにできること

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