お試し移住体験@八女市 その8
こんにちは、さちこです。普段は、外国の方に第二言語としての日本語を教えています。どうぞよろしくお願いします。
過日、福岡県八女市でお試し移住体験ができる機会を得た。
滞在先の八女里山賃貸住宅から佐賀空港までは車で1時間程と伺い、
佐賀市まで足を伸ばしてみる。
お城好きな相棒の希望で、佐賀城本丸歴史館へ。
佐賀城本丸御殿の一部を復元しているそう。
御門を潜って中へと思った矢先に、見つけたマンホール。
気になる文字が並んでいるが、まずは御門へ。
目の前には、本丸御殿らしき建物が。
沓脱ぎで靴を脱いでいると、背後からとても柔らかく丁寧な声で、
「こちらの施設は無料ですが、畳や障子の補修などに活用させていただくために募金の御協力をお願いしております。」
と職員の方がおっしゃった。
思わず「これまであちこちのお城に行ったけれど、無料の所ってあったかな〜?」と考えてみるも思い出せない。
200円などの少額はあったけれど、無料…あったかな?
御殿の中へ。
入ってすぐに向こうの果てまで続く青々とした畳敷きの廊下が。
なんと45メートルあるそう。
その廊下から中へ入ると、
どどーん、ずずーんと横にも縦にも広がる圧巻の大広間。
こちらは320畳あるそう。
御殿で政治を行い、生活をしていた藩主や
それを助けて働いていた多くの藩士らは、
こんなふうに新品でピカピカの畳や柱や梁、障子や襖の中にいたのだなぁと、
往時の迫力がわかる。
復元天守や御殿など、復元したものより、
往時の姿を残す現存天守こそと思っていたのだけれど、
佐賀城本丸御殿の大広間や畳敷の廊下などを実際に見ると、
復元の価値が理解できた。
佐賀城本丸歴史館は、日本で初めて本丸御殿を復元したそうで、
御殿の一部の復元とはいえ2,500平方メートルあるそう。
その他に、佐賀城の復元や幕末期の佐賀藩の優れた科学技術、
大隈重信などの佐賀の偉人を紹介する展示等があったりと、盛り沢山で、
これが無料でよいのかしらと思い、沓脱ぎの職員の方を思い出して募金した。
お昼は、佐賀の名物を食べたいと思い、検索すると、
「シシリアンライス」なるものがあることがわかった。
1枚の皿に温かいライスを敷き、その上に炒めたお肉と生野菜を盛り合わせ、
マヨネーズをかけたものが基本形らしい。
30軒ほどのお店で食べることができ、
百年の歴史を持つ旧古賀銀行(歴史民俗館)内のカフェでも食べられるそう。
(お読みくださり、ありがとうございました。)
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