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愛用の万年筆、グラフ・フォン・ファーバーカステルのアネロに入れていたインクが無くなったので、別のインクを入れた。無くなったインクはPILOTの色彩雫の「紫式部」で、これは綺麗な紫色のインクである。私がかなり気に入っているインクだ。新たに入れたインクは、これもPILOTの色彩雫で「天色(あまいろ)」。

「天色(あまいろ)」は空の青をイメージしたと思われる青系のインクで、これも私の気に入りである。私は青系やターコイズ系の色のインクが好きで、他にも、色彩雫の紺碧、グラフ・フォン・ファーバーカステルのターコイズ、ガルフ・ブルー、ディープシーグリーンを持っている。

トモエリバーにアネロでスラスラ書いていく。心地良い書き心地と共に、天色の筆跡が残されていく。

万年筆による手書きの魅力はたくさんあるが、そのひとつは書き心地の良さであろう。

万年筆と紙とインク。

これらの沼にハマった。

気に入りの紙はトモエリバー、OKフールス、レガリア。

トモエリバーとOKフールスは万年筆愛好家に人気の紙。メーカーによって同じトモエリバーでも書き心地が違うのだが、私が愛用しているのは、渡邉製本のもので、「クロスフィールド」というノートに使われている。OKフールスは渡邉製本のノート「BOOK NOTE」でしか書いたことがない。レガリアは、東京インターナショナルペンショー2023で初お披露目されたEnd stationeryというインドのメーカーのノート「Recoder」に使われている。滑らかな書き心地で、初めて書いた時には驚いた。ペンショーで1冊3000円で売られていたこのノートを作ったEnd stationeryは、日本で販売してくれる代理店を探していた。現時点で、このノートはAmazonで1万円以上の価格で販売されている。

万年筆ライフは楽しい。生活に潤いと豊かさを与えてくれる。愛用のペンと紙とインクによる最高の筆記体験が味わえる。

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