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それは本当に問題なのか?全員が不登校になった今思うこと。

こんにちは。TO-JIBAのひろみです。
今日は、不登校の子どもを持つ親=私の視点での、今感じていることです。
休校が長引き、学習や友達との関係、心配に思う親御さんの気持ちはよくわかります。

1年以上前から、自主的臨時休校。
分散登校なみの出席率の娘と接するうちに気づいたことを書きます。

発達外来の延期

予約していた娘の発達外来を延期をしました。
4月から2度も受診を延期したのは、発達外来が中核病院にあるので、コロナ感染防止の面と、今そもそも困っていない、という両面があります。

不登校は治すものなのか?

娘は不登校がきっかけで、1年ほど前より発達外来に通っています。
不登校って、良い悪いとか以前に結構大変です。
よその子だと「そんな生き方もあるよ、大丈夫」なんて言えても、自分の子どもとなると話は別です。
大多数が行く道とは違う道を歩き、地図がありません。
全部が親の責任=自己責任で進めてよね、って言われている気持ちになります。

地方で学校にたった一人の不登校児。
フリースクールなど選択肢や他とのつながりもない。
いちいち手探り。不安まみれ。
この先どうなるのだろうか?と心配になることも。

何か手を打たないと、と思い、藁をもつかむ想いで、3か月待ちの発達外来を予約。
当初、車で2時間半の大学病院に通院しました。
もう少し、近くの病院もすすめられたのですが、大きい病院の方が治してくれるのでは?と思って、頑張りました。
今振り返ると、とってもウケるのですが、当時は病院に行けば治してもらえると思っていたのかもしれません。
また学校に通えるようになれば、と期待していました。

そこから数か月、不登校のまま楽しく過ごせている現実があるのにも関わらず、受診を辞めることは選択せずに今に至ります。

娘は病院の検査は好物ですが、その他簡単な受け答えを仕方なく小声で答えるのみ。
むしろ私が今感じていることを主治医に向かって話し続ける。
普段言えない話を聞いてもらってスッキリ!
今や私が傾聴してもらう場となりつつあります。

全員不登校

そして、現在全員不登校。
学校がなければ、そもそも不登校の悩みもない。
発達外来に行っても、話すネタがない。笑

むしろ、学校に行かないでも自分の生活を確立している娘にとって、今回の臨時休校のダメージはほぼありません。
誰の言うことも聞かず、自分で考え、自分で進める。
臨時休校前とさほど変わらずスタイルです。

そもそも問題などなかった

学校というシステムの中では異端児ですが、休校中においては、全く問題がないどころか、誰よりも安定、適応しています。

時代背景や環境がが変われば、問題が問題ではなくなったり、むしろ強みとなる。
自分のペースで学習や生活を行う、という多くの人とって難しく感じるタスクを普通にこなしています。

自尊心の高さ

臨時休校になった時、娘の言葉に驚いたことが。
中学生の長女が生活リズムを崩し、イライラしていた時のこと。

私は自分で学校を行かないことを決めたけど、長女は自分の意思でこうなった訳ではないから辛いんだよ。

幸い、娘は不登校であることを一切問題に思っていません。
一切学校お断りではなく、納得のいくものは参加し、すすめられても断ったり。他人の期待には応えない。
当然、軋轢はあります。
娘は自分で自分の人生の舵を握り、生活しています。

もちろん困ることはあります。
課題もあります。
でも、それは学校に行っている子でも同じこと。

では、問題に感じていたのは誰?

不登校=問題なのか?

1年前、娘が学校に行かなくなるとは想像もしていなかったし、さらにこんなに長期間学校がお休みになる事態が訪れるとは!
ありえない!
占い師にこんな予言されていたら、いやいやいや…
と、疑う以前のレベル。

世の中、予想もつかないことだらけ。
この先より一層VUCAワールドと呼ばれる、予測不能な時代は進むと言われています。

VUCAとは、Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉。現代を取り巻く状況を現わしている。

今までの価値観がガラガラと崩れ、当たり前が当たり前ではなくなり、今までのシステムが変容する。
こんな状況を目の当たりにして、絶対的な問題などなく、自分が問題だと認識しているだけ、と気づかざる負えません。

変容する時代の中で確かなことは?

自分と仲良くすること、なのでは?
自分の思っていること、感じていることを、ただ受け容れる心。
持っているもの、世間からの評価、判断、出来たこと…変容するものとは別に、どんな自分も何があっても変わらない、自分の奥底にある「自分への信頼感」

娘は社会一般のモノサシではなく、自分の世界で生きています。
そんな自分を信頼しています。

思考=自分?

それは問題だ!と、
私はそれを問題に感じている!

同じように見えて、全く異なります。
私=問題では、解決しか道はありません。
自分の意思で解決できることって、どれくらいあるでしょうか?

それは、本当に問題でしょうか?
私は自分や世間のモノサシから外れた娘に対し、解決しよう=治そう、と頑張っていたことに気づきました。

思考=自分から、思考を見る側の視点があると、「それって本当に問題?」と検証することができます。

そんな視点を養うのがマインドフルネス。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
あなたの今日が良い一日でありますように。


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