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映画 de 哲学


映画で善について考えた週末。

2018年,インド・ムンバイで発生したテロ事件をご存知でしょうか。

5つ星ホテルのタージマハルホテルが襲撃され,171人が亡くなり,284人の負傷者が出た事件です。

このできごとを映画化したホテル・ムンバイ。

今週末のおうちシネマです。


2008年11月、インドを代表する五つ星ホテルが500人以上の宿泊客と従業員を人質にテロリストによって占拠された。宿泊客を逃がすために、プロとしての誇りをかけてホテルに残ったホテルマンたち。
映画.com 解説より


すべての行動は善に基づいている,と説いたのはソクラテス。

悪事と思われていることをはたらく人も,なにかのためになることを選択した結果としての行為である,ということです。

場面の一部で犯人のうちの一人が泣きながら,彼の父親へ電話を掛けるシーンがあります。まさに貧しい両親を手助けるために反抗に及んだのでした。

結局はだれもが善にもとづく行動をしている,でもそこには大勢の悲しむ人がいる,そんなテーマを突きつけられる映画。

ちょっと哲学にも思いを馳せる,週末のお家シネマに是非です。


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