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アートを知りたい

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人生に必要な「要素」としてのアート
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2020年4月の記事一覧

おうち美術館の効用

おうち美術館 しばらく箱の中に眠らせてしまっていたアート作品を、おうち改革のタイミングで引っ張り出してきました。 この作品,実はアートオークションで入札したものでした。 大切にしすぎて,なかなか飾る勇気もなく,箱の中におりましたが,ようやくおうち改革で飾ることを決意しました。 腰窓のしたの,木箱のうえ。 本当は作品には直射日光はよくないのですが,展示してみて思わずその美しさにしばらく見とれてしまいました。 そしてもう一枚のペインティング。 これは大学生のときにベ

オンラインで感性を養って,おうち時間が楽しい

オペラ観ました。「魔笛」 おうちで。 今までのオペラの印象はこんな感じ。 オペラ.. おもしろいのかな.. チケット高そうだし.. え,どんな服きてけばいいの.. そんな印象とは全く異なり,今回は, オペラおもしろ! これ無料なの! パジャマで見ているわたし そこで気づいたオペラの良さをまとめてみたい。 まずは.. 1. 広画角による視線のあそびなんといっても劇場ひろい!舞台美術もかなり凝っていて,視線がうごく,はねるように! 舞台上の全てが動いているので自分が

アートのない世界で人は生きられるのか

在宅では新たに見えてくるものもあるし,見えなくなってくるものもある。 そんな生活のさなかで,こんな記事が目に止まりました。 アートのない世界で人は生きられるのかタイトルだけ見てからの,私なりの答えは,「生きられない」です。 ここは私なりの解釈なんですが、アートはなにも絵画や彫刻といった芸術作品のみに限りません。たとえば、まちなかのゴミばこのデザインにもアートは宿っていると思うし、ある友人の人生観とかにもアートは宿っていると思います。 ここで私が解釈した「アートの世界」とは、

画家ルノワール,こってり,つゆだくだくで注文したのはだれですか。

私の母親はピアノ教室を開いている。かれこれ10年以上はしていると思う。 私が小学生くらいの時から家ではずっとピアノが響いていて,同級生たちが家にピアノを習いによくきていた。 そんな母親は絵画も好きだ。実家のピアノ部屋の壁にはこの作品がかけられていた。 ピアノを弾く少女たち・ルノワール, 1892年の作品だ。 なんだか当時のわたしはこの作品をみるとなんともむずがゆく心地のいい感じではなかった。そもそもピアノ自体に特に興味を示さなかったし,なんだかこう作品に描かれる彼女たち

連続投稿78日で閃く,ぼくに対する不思議。

noteに連続投稿して78日目になった。 特にキリもよくないこのnote記事でなぜこんなことを宣言するかというと,今まで書いてきたnoteに対して,なんでこんな言葉が出てくるんだろうという不思議が強烈に問いかけてきているからだ。 それがいま,78日目というこのタイミング。 なんで今までの記事を書いたのか,書くことができたのか,しかも特別なことばで。 我思うゆえに我あり,というところまで昇華できそうだが,もうちょっとゆっくり考えたい。トップ画にもしたがこんな写真が出てき