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オンラインで感性を養って,おうち時間が楽しい

オペラ観ました。「魔笛」
おうちで。

今までのオペラの印象はこんな感じ。

オペラ.. おもしろいのかな..
チケット高そうだし..
え,どんな服きてけばいいの..

そんな印象とは全く異なり,今回は,

オペラおもしろ!
これ無料なの!
パジャマで見ているわたし

そこで気づいたオペラの良さをまとめてみたい。
まずは..

1. 広画角による視線のあそび

なんといっても劇場ひろい!舞台美術もかなり凝っていて,視線がうごく,はねるように!
舞台上の全てが動いているので自分がフォーカスしたいところに視線を移せるというのが観客主体でおもしろいです。

2. 全員の表情のリアル

ヒロインがセリフを放つ感動的な場面においてさえ,ヒロインそっちのけで侍女の表情の変化に集中できたりします。映画館でのスクリーンはもちろん広いですが,強調したい場面の時には,ヒロインの表情しかアップされなかったり。そのあいだに,そこを通りかるタクシーの運転手の表情なんてのは全く気にされないわけです。それがオペラだと全員が表情を意識している。

3. 再現不可能な場所に立ち会う感動

これは映画とは違うという点で強調したいです。映画は再現性があるということを再認識しました。私がまだ生まれてもいないトーキーの映画が今でも残っているのは本当にすごい。当時の様子が鮮明に伝わってきます。一方でオペラはその場その場が一回限りのような刹那を感じます。まさに再現の不可能性。
そういえば音楽家の姉に,なんでピアノが好きなのかきいてみたら,「昔の作曲家を鮮明に再現できる余白があるからだ」,といっていたことを思い出しました。
なるほど,真には追求できない面白さ,境地を目指しているようにも思えてきます。

4. 音楽,良すぎでは..

音楽よすぎでは。この一言に付きます。
・生演奏
・モーツァルト
クラシック音楽は敷居が高そうですが,人の動きに調和して演奏されるので,とてもわかりやすく伝わってきます。そしてオペラ音楽の独創性。頭の中に残るような独特のリズムです。「パパパパゲーノ..」動画の0:45秒くらいからが見所です!


これまで敷居が高いと思われていたようなことの,その敷居がなめらかに低くなっていると感じるのがこの在宅の生活。
敷居の高そうなもの,アート,ワイン,オペラ,料理,クラシック音楽,今だからこそいろいろ試していきたい。

さあ週末も楽しみだ。
おうち...とうふ...づくり??

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