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ゆるい「仕事」もいい?

新しい仕事観について考えてみる。
3つの記事がシンクロした。

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今朝Newspicks にある記事があった。バングラデッシュで、低所得者向けの少額融資を行うことで、貧困から抜けだし、自ら稼ぐチカラをつけることを支援する
「グラミン銀行」創設者、ムハマドユヌスさんのインタビュー。

BIへの強い懸念を語ったものだ。

もともとBIは日本の社会保障の問題を解決するいい処方箋だと思っていたので、タイトルを見て、尊敬するユヌスさんが異議を唱えていることに驚き読み進めた。

読者のコメントも読み私が感じたのは、たしかに無意味に配っても、効果があるかは疑問だ。が、古い仕事観からの解放と、好きなことを自主的に考えて仕事を作っていこうという機運を作るにはいいのかもしれないと思った。
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別の日に目に留まった、別の記事。

カルティエのサンフランシスコでのイベントレポートが、
あるファッション系メディアに載ってた。

ー以下引用ー
来場者も、取材というよりはむしろ、
なんとな〜く話している人の周りに集まり、
基本的には耳を傾けてはいるものの、
時にはスマホをスクロールして、
午後イチの「セッション」はウトウトしちゃう。

そんなユルさです。

でも「セッション」の終盤には鋭い質問が
飛び出したり、終了後には何人かが
登壇者に近づいて思い思いのアート論や
音楽論、IT論を楽しんだり。

「ストイックで一方的」というよりは
「ふんわりと双方向」で「それが今っぽいのかな」と思います。

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さらに別の日に、宇野常寛さんの配信番組「ハングアウトプラス」で若新雄純さんとの対談があった。

「ゆるさ」の効用について語られていた。

ー以下、私なりの解釈で引用

ゆるさを作るー
結果として価値が生まれれば良い。

その場に誰も評価する人がいない、自由な場であることで、いろんな面白いものが生まれる。この場での発言や行動は誰も評価しないことが約束されていること。

誰かの目を気にしてやることのつまらなさ。内発的なモチベだからこそ面白い。

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「ゆるい」
ー否定的な意味合いを含む時代も知っているが、
こういうポジティブに活かせる時代もいいなと素直におもう。

「新しい仕事観」を考えることはすごく面白い。
若い世代と接する機会が今春〜夏は増える。すごく楽しみだ。


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