ゴールにむかって 1
ゴールにたどり着くためには
スタートしなければならない
行動・活動しなければならない
それが成功でも 失敗でも
それは人生の目標に向かっていくということに等しい
短距離走は 人生の縮図
とにかくスタート 行動しなければ始まらない
ゴールも何もない
まずは スタート 走り始めよう
短距離のスタートは 静から動 無から力を生まなければならない
とてもパワーのいることである
なので パワーのある人のほうが有利⁉︎ というのが最近までの話
でも ここ数年の日本人選手やアジア選手の活躍を見れば分かるように バツグンのスタート技術を見せている
パワーだけではないということだ
それならなんだ?
それは 明らかに技術 さばきや体の使い方といったほうがしっくりくるかもしれません
そのポイントは2つ
●自重をうまく利用(初動負荷)
●脚のさばき
短距離のスタートは
走りの技術のなかでも 少し異質と考えたほうがいい
ただ 忘れてはいけないのは
全力で走るための 助走だということ
飛行機を思い浮かべて欲しい
離陸前の助走なしでは 飛ぶことができない
そして 滑らかに 頭を上げ離陸
もし慌てて舵を切り 頭をあげたら きっとひっくりかえってしまうだろう
短距離のスタートも同じ 飛行機の離陸のように
滑らかに 全力疾走に移行していかなければいけない
スタートだけ速いスプリンターは その先 失速する可能性が高いのは この点にある
これらをふまえて スタート(スタート地点から30m程)の技術を次回考えてみよう
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