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苦手でもできなくてもいい‼️ただし,算数を「嫌い」にさせてはいけない理由‼️

🟧なんで算数の勉強をしなくちゃいけないの⁉️

子どもにある日突然こんな事を聞かれたら,どのように答えますか⁉️

みなさんは,算数が好きな子どもでしたか⁉️
みなさんは,算数が得意な子どもでしたか⁉️

ちなみに私は,算数や数学が好きでしたが,高校生の時に
2点という壊滅的な点数を叩き出したことがあります😭笑
(♯しかも,200点満点中😆100点だと1点やん💦笑)

日本人は,その他の国々と比べると算数や数学の点数は高いというデータがあります。ただし,得点が高いのに「算数・数学」が嫌いという数値も高いんです。不思議ですよね🤔
ここに,現在の日本が抱える教育課題の本質があるのではないかと考えています。

🟧算数(数学)を学ぶ理由って何⁉️

計算ができないと大人になって困るから・・・
実際に一昔前はこんな風に親や先生が子どもに伝えていました。
しかし,社会は大きく変わりました。算数レベルの計算なら、Excelが正しく一瞬でやってくれます。会計だってキャッシュレス決済が導入されていますし,現金で買い物をしてもお釣りを計算して返してくれるのは人間ではありません。

では「論理的な思考」を身につけるため・・・でしょうか⁉️
これも,もちろんあるのですが本質ではないと思います。

私は算数や数学を学ぶ理由を
「論理的な思考で課題にアプローチする習慣
を身につけるためだと考えます。

算数(数学)は論理的な思考でしか答えに辿り着けません。
「与えられた条件下で、論理的に考えなければならない時間」
一人で考えることもあれば、友達と協働することだってありますが、どちらにせよ、子どもたちにとって、算数(数学)の最も大事なのはここです。

 

🟧算数が嫌いになる経緯は⁉️

算数が好き‼️・・・だけど,あまり得意ではない😆
そういう子どもたちも結構います。素敵🤩
理由を聞いてみると「考えるのが好き」「計算するのが楽しい」といった答えが返ってきます。このように考える子どもたちは,難しい問題と出会うと「どうしたらいいんだろう⁉️」と一生懸命考えて答えを出そうとします。
興味深いのは,彼らが全員算数が「得意」とは限らないという点です。

反対に,
算数は嫌い‼️・・・そう答える子どもたちは
①自分が「できない」「わからない」から嫌い
②問題は簡単に解けるけど「考えるの面倒くさい」「計算がだるい」
のどちらかです。
興味深いのは,②の子たちは算数のテストの点数は良いという点

そして、前述の通り
好きより嫌いな子どもの方が多い😱(これはいかーん😰)

でもね、よく思い出してみましょう‼️
幼稚園や小学校1年生の時は、算数が嫌いな子はほとんどいないんです。
もともと、子どもは新しいことを学びたいという気持ちをはじめから兼ね備えています。1年生の算数の時間に「◯◯はいくつになるかな⁉️」と問えば、みんな一生懸命考えて「できたー‼️」「聞いてー‼️」という声の嵐です。

ところが、気がつけば算数が嫌になっていくんです。
不思議なことに😱(♯変ですよねー😯要因は何でしょう⁉️)

学校ではどんどん授業が進んでいきます。計算が早い子もいれば、マイペースな子もいます。九九を早くから覚えている子もいれば、じっくりな子もいます。理解や納得のスピードはそれぞれ違うのに・・・

気がつくと,
授業では、計算が早い、理解が早い子が発表して活躍するようになります。
まだ理解してないのにテストが行われます。そして、テストで悪い点を取ると自信をなくします。できないのに、計算ドリル宿題が毎日出されます。
わからないと、宿題が終わりません。だからしょうがなく答えを見ることになります。罪悪感を感じながら答えを見たことを隠します。でもいつかバレます。そしてここから、さらなる悪循環が・・・

学校の先生や親が「ででんっ‼️」と登場して、
何とかできるようにしようと張り切って、練習問題やプリントを用意して休み時間にやらせたり、問題集を家で買って宿題に加えて子どもに課したりする状況になります。間違えたり、できなかったりするとやり直しやさらなる課題がエンドレスで科されます。ひどい時には、テストで悪い点を取ったら怒られることだって😭

これを「子どもの将来のため」と本気で思っているからまた難しい😭
また学び直すことができない謎の学校教育の仕組みも意味不明です。


もちろん,子ども自身が「できるようになりたい」という意志を持っていて,その手助けをする‼️ならば何の問題もありません‼️
信じて応援するの一択です😊



何を綺麗事言ってるの⁉️
算数ができないままで放っておいていいなんて、所詮他人事だからでしょ⁉️
最低限の学習を身につけさせるのは親や教師としての責務じゃないの⁉️

わかります。すっごくわかります。私も子どもが2人いるので、
その気持ちは本当によくわかりますし、理解もできます😆

その上で、一番大事にしなければならないのは
「好き」になる必要はなくて,「嫌い」にならないこと‼️
だと私は考えます。
学校の先生や親ができる最低限のラインはここです😆
(♯もちろん「好き」なってくれる方が何倍も良い🙆)

どんなに力やスキルが身についても
「嫌い」だと「豊かな人生を生きる」ことからは遠ざかってしまいます。

(まぁそれが圧倒的に突き抜けてたらそうじゃないですが‼️)

🟧算数を「嫌い」になってはいけない理由

それは「他責思考」に染まりやすくなってしまうからです。
なぜ,算数が嫌いだと他責思考に染まりやすくなってしまうのか⁉️

はじめに書きましたが,算数で大事なのは
「論理的な思考で課題にアプローチする習慣」です。
社会に出たら、お金をもらうための行動が必要です。会社員・公務員になって給料をもらう。経営者になる。フリーランスになる等、いろんな選択肢がありますが、どの道を選んだとしても乗り越えるべき困難や課題が立ち塞がりますよね⁉️

どうすれば課題を乗り越えられるだろう⁉️・・・
考える際に必要なのは「論理的な思考でのアプローチ」です。
「算数が嫌い」ということは「論理的なアプローチが嫌い」と同じではないけれど、とても意味が近いんです。どこかで林先生(今でしょ‼️の)も言っておられましたが,算数や数学が苦手だったり嫌いだったりする人は
「変数ではなく定数を動かそうとしてしまいやすい」傾向があるそうです。

変数とは自分で変えられるところ。
定数とは自分では変えられない,与えられた条件。

定数はどうしようもないのだから,受け入れてその上で変数をどうするかに全力を注がなければならないのですが,算数が苦手・嫌いな人は定数の方に手を出してしまう。論理的な思考でアプローチする習慣が身についていれば,何が定数で何が変数かを考え行動することができます。
当然ですが,そうすれば良い結果に結びつく可能性も高いはずです。
逆に,定数を何とかしようと頑張っても,本質から外れているから上手くい
かない可能性が高くなることは言うまでもありませんね。


定数を何とかしとうとした結果どうなるか・・・
自分はめちゃくちゃ努力したのに,上手くいかなかった。
それを周囲の環境や誰かのせいにしてしまうようになってしまいます。
根本のところで間違っているけれど,それに気が付けないからです。

これが続くと「他責思考」が段々と染み付いてきやすいですよね😨


まとめると・・・

算数が「嫌い」・・・
→論理的思考でのアプローチが身につかない
→社会で論理的思考でのアプローチをしない
→変数ではなく定数を動かそうとしてしまう
→努力しても報われない(結果が出ない)
→定数である周囲の環境のせいにしてしまいやすい
→他責思考になってしまう

・・・・と,いうのが私の考えです🤣笑
エビデンスがあるわけではないので「意見」にとどめておきます😎

子どもの頃に算数を学ぶと言うことは、
論理的思考で問題解決をしようとするということです。
⚠️(「解決する」」ではなくて「解決しようとする」‼️)
できる・できないよりも「取り組んだこと」が大事であることを忘れてはいけません。筆算ができるようになっても「嫌い」になっていたら,本末転倒なのです☺️大人になってから,筆算のやり方はいつでも習得することはできます。しかし嫌いになると、失ってしまう大切なものがあることを肝に銘じておきたいものです。




こんな活動やってます‼️

こちら今週の火曜日(明後日!)です😊



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