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遠回りに見えてそうじゃない‼️安定した学級経営に必要な「軸」とは⁉️

年も暮れですね。ゆっくり心を落ち着けて・・・といきたいところですが,なかなかそうもいきませんよね😱この時期は,来年度の人事などを意識し始めます。

・・と,昨年の記事を読み返して,勝手に自分に共感しています😭笑

あっという間の冬休み,年末年始のあれこれそれに皆さん追われている頃でしょうか😌3学期が残っているのとはいえ,すでに意識は来年度に半分持っていかれるのがこの時期です。冬休みという束の間の休息がいっそう拍車をかけますね😌

さて,今年度の学級経営はどうだったでしょうか⁉️
「上手く行ったーー😆✨」となんの迷いいもなく言いたいものですが,
そんな簡単にはいきませんよね😱いつだって誰だってそうです。
特にサイヤ人ではない,私たちクリリンは後悔や不安と隣り合わせでしかないのです。今年の反省や課題をしっかりと押さえた上で,来年度に向けて成長していくしかありません。

そこで,2023年最後の学級経営に関する記事は

「自分の学級経営にもう少し安定感が欲しい‼️」

私と同じクリリンであるみなさんと共有したい大事な大事な「学級経営の軸」についてです。3学期はもちろん,特に来年度以降の学級経営にも活かせる内容になっています👍久しぶりのゴリゴリ学級経営の記事なので,ボリュームも内容も渾身👍巷で言う有料級の記事のはず😎笑

🟧安定した学級経営に必要なのは「時間軸」

学級経営というのは,はっきり言って波乱万丈です。
そんなことが起こるの⁉️という予想外・想定外ことばかりが起こります・・よね🤣・・・40人近い子どもたちが,毎日集まって過ごしていたら,そりゃそうです😭しかも,これまた8割くらいが「なんで今⁉️」というタイミングで起こります。

これをやれば絶対大丈夫・・・そんなものは存在しません。なので,想定外のことしか起きないという前提で準備をして立ち向かうしかないわけです。そのために絶対に必要なのが「時間軸」を確実に自分のものにしておくということです。

「時間軸」というとなんだか小難しい感じがしますが,簡単に言えば

「現在」と「2ヶ月先の未来」の両方をしっかりと使い分ける


ということです。

安定しない人の特徴は「現在」の軸しか持てていないことが多いです。
悪い言い方をすれば「その日暮らし」,良い言い方なら「今を全力で」

目の前に子どもたちがいるときは,そこに全力を。
大事なのは子どもたちがいない時,放課後や職員室では「2ヶ月先の仕事」に全力を注ぐことが大事なんです。

いやいや,そうは言うけど「現在」の業務だけで手一杯だよ・・・😰
そんな先のことまでやってられないよ・・・😰

その気持ち,すごく分かります😌私も20代の頃はそう思ってました。
でも,そうではないんです。実際,そうではなかったんです。

今,手一杯で回らない・・・だからこそ,2ヶ月先のことに時間を割くべきなのです。学校の先生は常に多忙で,やってもやっても終わりのない仕事がたくさんあります。つまり,そうやって今目の前のことだけでキャパシティーオーバーしていたら,永遠にそこから抜け出すことはできません😭

ですが,2ヶ月先のことを今やれば,確かに今はしんどいかもしれません。ぐだぐだな授業をしてしまうかもしれません😱
それでも,2ヶ月後にその分が返ってくれば,キャパオーバーではなくなるはずです。少しずつですが,自分の中に余裕や余白が生まれてきます。
自分自身の心が安定していると,不思議と学級経営にも影響が出てくるものです。

例えば,今日の算数の授業の教材研究ができていない💦
(♯よくあります笑・・・みなまで言うな😎)

そんな日の朝,教科書や指導書を開いて「今日の授業の内容」にフォーカスしてしまいます。ですが,それに朝の貴重な時間を費やすのはよくありません。朝に教材研究が追いついていない時点で,ほぼほぼ結果は出ているのです。付け焼き刃でそれっぽく流せるかもしれませんが,所詮付け焼き刃は付け焼き刃。思い切って,目の前のことは捨てて(もちろん最低限やるべきことはやって,時間をかけないと言うこと)もう少し先の教材研究に力を注いでみましょう🤣すると,いざその時間がやってきた時に少しだけ心にゆとりができます‼️その余白が好循環を生み出す第一歩なのです😆

🟧「現在の仕事」はできるだけ効率よく短時間で

時間軸で仕事の内容を分けることで,未来の自分に余白を作ること。それが学級を安定させるために必要であると述べました。しかし,丸つけやテストの採点,トラブル対応や保護者対応など「現在」の仕事に圧迫されて「2ヶ月先の仕事」に手が回らない💦

そんなこともありますよね⁉️でも,よく考えてみてください。
そんな時,もしも2ヶ月前の自分が,明日から入る国語の単元計画を作ってくれていたとしたらどうでしょう⁉️と想像してみてください。

ちょっと嬉しくないですか🤣余裕ができませんか⁉️

そういうことなんです。「2ヶ月先の未来の仕事」に少しでも多くの労力を割く。そのために,現在の仕事を「いかに効率的に短時間で終わらせるか」が大事になってくるのです。

例えば,子どもたちがテストをしている時間,何をしていますか⁉️
何となく過ごしていませんか⁉️
全員終わるまで待って,一斉に集めていませんか⁉️
早く終わった子どもは退屈そうにしていませんか⁉️

いろんな考え方がありますが,できた子どもから提出させてその場で丸つけして返してしまうこともできます。
職員室に持って持ち帰ったところで,他の業務に忙殺されてしまい,結局家に持ち帰ってやることになってませんか⁉️
そもそも,テストの採点は持って返ってやればいいやと思ってませんか⁉️

職員室で回ってきたアンケートや調査,貼られた付箋に書かれている小さな仕事・・・見つけた瞬間に始められるのに,後回しにしてませんか⁉️

🟧エンディング✨

今回は,安定した学級経営に必要な「2つの時間軸を持つことの大切さ」について考えました😄とにかく,2ヶ月後の自分のためにできるだけ時間を使うことで余白が生まれる・・・そのために「現在」の自分がどうすれば良いかを考えなければ,安定することはなかなか難しいんですね😆

もしもこの冬休みに教材研究をするなら,2月か3月の単元から始めましょう。間違っても,冬休み明けの単元から始めないように👍笑


【教育探究所ピストストーリーズ】

今回の記事も掲載されているマガジン,小学校教諭16年で得た学級経営に関するノウハウや学校教育に関する記事を集めた

「小学校の先生のための学級経営必携」


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