成功した搾取
カモのネギには毒がある、という漫画に、【なぜマルチなどの搾取は問題になるのか?】が書かれていました。
それは、搾取された人が、
不満を持つから、です。
不満が被害者意識を生み、そこで初めて「被害者」が生まれ、被害者は 騙された!と怒ってマルチを糾弾し、問題になります。
逆にいえば、
搾取に不満を感じさせなければ、
問題は起きず、
搾取は成功(持続)するということ。
仮に傍から見たら搾取されてても、当人が不満を感じなければ、それは問題になりません。「被害者」が生まれないからです。
この成功例として、宗教があります。宗教では教祖や幹部に、信者は多額の金を差し出し、傍から見たらメチャクチャ搾取されてますが、信者自身は教えに救われているので、被害者にならず、搾取は問題化しません(不満が出てないから、問題にならない)。
教祖·幹部(クズ)→金
信者(バカ)→信仰
と、ウィンウィンになってるわけです。
( இωஇ )
……これを見た時、私は
「とある搾取」が頭を過りました。
これとよく似ている構図。
ある意味、
成功している、搾取。
傍から見たら搾取されてるけど、搾取されてる当人たちは、「正しいこと」「人間のあるべき姿」「当たり前」「生きる意味」のメンタルでやっている……
とある搾取。
規模、半端なく大きい。
マルチや宗教なんて目じゃない……