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土をほぐして命の流れを見いだす


海を眺めに行ってきました!葉山へと、てくてくぶらり旅。


葉山には、こんなミニシアター

その名もシネマアミーゴ

ここで、

杜人

という映画をみてきました。
もりびと
と読みます。

この映画は僕が苦手とする(笑)
ドキュメンタリー映画なのですが、
せっかくなら、今やってるラインナップの中では。。

環境再生医、造園家の
矢野智徳さんの挑戦を描いている作品です。

この映画を観て、植物にとって基本的で1番大切なこと。

をどう見るかというコトにつきます。

土だけを見るわけではないですが、植物にとっての根本的生命の線となるのは、根っこ。

その根っこを這うためには…

土が1番の重要ポイントです。

土をほぐしてあげる。

それだけでも、流れが巡り大地に滞っていた呼吸が大きく動きだす。

僕が1番、強く感じたのは。

根をイキイキとさせるには、固まったところを緩めて流れを作ってあげること。
それは小さな移植ゴテで掘ってあげることでも、大きな意味を見いだす。
そうすると、風や水の動きに変化が生まれて、生命に新たな循環があらわれるのだ。


そして、剪定時に出た枝葉を廃材として使わずに土に埋めて水脈を作ってあげたり、腐葉土になるように。
丸太杭を手作りで作ったりと再利用する事が念頭にある。

とても強い信念のもと、やっておられて。学ぶべきポイントが多々あった。


僕は、大掛かりなことは出来なくとも、

小さく緩く


今の自分の中にも信念を持ちつつやっていけたらとも感じた。

人だって、固まったままの環境でいると、段々と元気がなくなる。

そう、土をほぐすように、我々は環境を簡単に変えられないかもしれなくとも。

何かしら動き続ける


これで、少しだけでも柔らかくなって、今ある現状から変化も出るかもしれない。

植物や生きもの達と矢野さんの関わりをみて、考えさせられると共に何かしらの希望の種も得られるような気がする映画であった。


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