Hace 【地域の空き家を活用し、歴史ある温泉街ににぎわいをつくる! 元バックパッカー、名物オーナーの右腕募集!】
さすかるインターンのインターン先について詳しく紹介するページです。こちらは、いわき市湯本町にあるGuesthouse & Kitchen Haceへのインターンに関する情報を紹介していきます。
Haceでのミッション
|最終目標|
自分がやりたいお店を考え、事業計画書を作る!
Haceを選んだインターン生の最終目標は、自身の事業計画書を作成すること。開業までに必要なノウハウを学びながら、自らが開業したいお店のヴィジョンを具体的な形にしていきましょう。
金融機関で融資を受けられるレベルの事業計画書の完成が目標ですので、自身のビジネスを本気で行いたい方の参加をお待ちしております。期間終了後も引き続き地域に滞在して事業を進めることが可能です。ご相談ください。
|インターン先の企業について|
世界を旅したバックパッカーがセルフリノベーションで作ったゲストハウス
いわき湯本温泉街にある「Guesthouse &Kitchen Hace(ハセ)」は、 2021年2月にオープンしました。Haceは、オーナーの三上健士さんが、空き家になっていた築60年のタクシー会社をセルフリノベーションして作ったゲストハウスです。和のテイストを取り入れた内装は、三上さんがバックパッカー時代に宿泊した、世界各国のさまざまなゲストハウスからインスピレーションを得てつくられています。
中学生の頃に海外への興味を持ち始めた三上さんは、学生時代にホームステイプログラムへの参加や海外留学を経験。大学卒業後は商社に就職し、9年間の社会人生活を送っていました。
転機は2011年の東日本大震災。身近な人の被災を通して一度しかない人生をどう過ごしていきたいかを考え、改めて自分の人生に向き合うようになります。そこで、長年の夢であったバックパッカーになることを決意し、会社を退職。世界を巡る旅をはじめます。
1年半で50カ国を巡り、世界各国のゲストハウスに泊まった三上さん。様々な宿での滞在を通して、「日本でゲストハウスの運営をしたい」と思うようになったそうです。帰国後は開業資金を貯めるため再び一般企業に就職し、その転勤で2015年にいわきに移住。開業資金の目処がたった2019年に退職し、ゲストハウス事業を本格的に始動します。
DIYのノウハウを学びながら、自分で施工を進めるだけでなく、工事中盤からはワークショップを開催し、集まった県内外の参加者とともに床塗りや壁塗りも行いました。多くの人の温かいサポートを受けて2020年の暮れにHaceが完成しました。
旅人とまちの縁をつないでいく
Haceでは、地域の飲食店とのコラボカフェやイベントが行われており、地元の名産品を楽しみながら、地域の方々と交流することができます。
また、訪れた方に地域をまるごと楽しんでもらうために、湯本町でおすすめの銭湯や飲食店、イベントの情報を伝える「総合案内所」としての役割も果たしています。Haceが湯本町の「玄関口」となり、旅人とまちの縁をつくるきっかけを生み出しています。
まちに新たなにぎわいをつくる
近年湯本町では、新規のカフェやお店がオープンし、新たなにぎわいが生まれています。三上さんがこの土地でゲストハウスを開業することを決めたのも、地域外の人を受け入れ、応援する土壌が湯本町にあるからだそう。
今度は自分が挑戦者の背中を押すサポート役になりたい。そして、湯本町にある空き家の新しい活用方法を模索しながら、みんなでまちを面白がり、さらに居心地のよい場をつくっていきたいと三上さんは考えています。
そこで今回、インターン生には三上さんの右腕として、開業のノウハウを学びながら、空き家活用の具体案を考え、最終的に事業計画書を作成してもらいます。将来、自分のお店を立ち上げたいと思っている方、この夏、本気でその夢を形にしませんか? 空き家リノベーションに興味がある方、経営やマネタイズを学びたい方の参加を、お待ちしています!
|さすかるポイント|
バックパッカー時代に世界50カ国を巡ったという三上さん。「よそもの」として各国を巡るなかで、多様な人々が集まるゲストハウスこそが、地域に新たな風を吹き込む拠点になりうると感じたそうです。いわき湯本温泉でHaceを開業してからも、その「よそもの」の視点を大切にしながら、ゲストハウスを運営してきました。
世界各国、日本各地からやってくる宿泊客をもてなすだけでなく、湯本エリアのさまざまなプレーヤーとのコラボ企画を進めている三上さん。地元民にとって「当たり前」の風景や商品に、新たな価値を見出し、組み合わせ、体験として提供するHaceのサービスには、三上さんの「よそもの」としての視点、編集術が凝縮されています。
グローバルとローカル、両方の視点を持った三上さんのアクションは、ともすれば「縦割り」になりがちな歴史ある温泉地のまちづくりに新風を吹き込んでいます。その右腕を担うことで、開業に向けた実務的ノウハウだけでなく、よそもの目線の編集術を学ぶことができるでしょう。
|募集要項|
●募集対象:大学生・高専生・大学院生・社会人・フリーランス
●期間:7月31日(日)〜9月14日(水)
●テーマ:ゲストハウス、飲食店、空き家、リノベーション、まちづくり
●体験できる仕事の職種:リサーチ・コンサルティング、建築・住・リノベーション、観光・おもてなし、起業・経営、新規事業
●プロジェクトタイプ:マイプロジェクト型
●活動内容
【Step1】地域理解・企業理解
・実際にHaceの業務を体験しながら、宿泊予約サイトの対応、新企画の立案・運営などの実務、ゲストハウスの経営を学びます。
・湯本地区及び周辺地域の情報収集を行い、地域理解を深めます。
【Step2】お店のコンセプトづくり・まちあるき
・開業したいお店のコンセプトを決めます。
・物件として使えそうな空き家を探すまちあるきを行います。
・マネタイズ・経営を学びます。
【Step3】事業計画書の作成
・事業の運営方針、今後の具体的な行動スケジュールを示す事業計画書を作成します。
【Step4】成果発表
・受け入れ企業、同期インターン生、地域の方々に向けて滞在期間の成果発表を行います。
●期待する成果
・開業したいお店の事業計画書の完成
・事業コンセプトのブラッシュアップ
●得られる経験
・開業に必要な知識・ノウハウが習得できる
・新規事業を立ち上げる体験ができる
・地域課題解決の仕組みづくりに関われる
●対象となる人
・将来自分のお店を立ち上げたい人
・起業やローカルビジネスに興味がある人
・経営やマネタイズを学びたい人
・古びた温泉街でやりたいことがある人
・あたためている企画・アイディアがある人
・空き家活用を実践したい人
・タフな人
●活動条件
【活動期間】:7月31日(日)〜9月14日(水)
【必要な勤務について】
フリーアコモデーション:毎日最大3時間で、HACEやHACEの提携先の飲食店などでのお仕事に従事していただきます。(水曜休み)
※その他希望があればその他のお仕事を紹介し働くことも可能です。勤務先と要相談となります。
【インターン生としての活動】
フリーアコモデーション以外の時間を使い、インターンプログラムに取り組む時間を設定してもらいます。
※フリーアコモデーションとインターン生としての活動合わせて、1日8時間以内、週40時間以内でスケジュールを作成いただきます。
【インターンプロジェクトの活動経費について】
必要経費について「さすかる」事務局に都度申請いただく形となります。(上限あり)
【宿泊場所】
GuestHouse &Kitchen Hace
●活動場所
GuestHouse &Kitchen Hace(福島県いわき市常磐湯本町三函189-3)および湯本エリア
●事前課題
『ゲストハウスがまちを変える エリアの価値を高めるローカルビジネス』という本を読んだうえで、インターン期間中に何をして、何を得たいかをレポートにまとめる(A4、1枚程度)
◯ゲストハウスがまちを変える エリアの価値を高めるローカルビジネス
https://book.gakugei-pub.co.jp/gakugei-book/9784761528140/
|企業紹介|
団体概要
・設立:2021年
・代表者名:三上健士
・従業員数:3名
・WEB:https://www.facebook.com/guesthouseHace
・所在地:福島県いわき市常磐湯本町三函189-3
Guesthouse &Kitchen Hace/三上健士
メッセージ
人は何かに挑戦しなければ、失敗することはありません。失敗から学んだ時、人は大きく成長します。このプログラムを通して多くの失敗がある事を期待します。
|お問い合わせ|
さすかる事務局
MAIL:sasukaruiwaki@gmail.com
▼申し込みをしたい https://forms.gle/xMFtMfwQgh25zFqm9
▼説明会に参加したい https://forms.gle/VfW5ueVf73XGi4HDA