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原始仏教関連の本のすゝめ

最近仏教関連の本を読む
きっかけはこの本だったりする

だいぶ昔に読んだのだが、読み返したらとてもささった。
自分は起きたことに反応しすぎるだった。出来事に対して感情を波立たせすぎる。
ブッダの教えとは「心のムダな反応を止めることで、いっさいの悩み・苦しみを抜ける方法」のこと。大事なのはものごとを判断しないこと、ありのまま受け止めること。そして自分を肯定させること。そして不動の心を身につけること。

その続編ともいえる、同じ草薙氏著である「こころを洗う技術」もよかった。こちらの方が実践的。

元々仏教というのは、生きることや死ぬことは苦しみだし(生老病死)、それを繰り返す輪廻転生から向け出すために修行するという教えである。死んだら極楽浄土にいくとか、そういうものは後からできた理屈であり、本来は生きている時にどう修行するか、どう心を鍛えて苦しみや恐怖から解放されるかの教えである。

そんな原始仏教についてはこの本がおもしろかった。


釈迦の仏教とはどういうものかが勉強になった。同じ著者の、では日本に伝わった大乗仏教とはどう変化していて、どう違うのかはこの本が詳しかった。こちらも軽く読める。


仏教というと、宗教ではあるが、自分は生きるヒントとしてのインドの哲学と捉えている。今、生きる苦しみから解放されるための教え。瞑想であったり、考え方だったりを身につけて、今をもっとより良くするために学ぶものだと捉えている。
(正直、死後の世界には興味はないし、仏像とかそういうものもあまり興味は抱いていない)
日本の葬式仏教のせいで敬遠していたが、最近興味が出てきたのは上記のように、「生きるための学問」として捉えたからだ。

他にもいくつか本を読んでみた

こちらはお経についてさくっと学べて面白かった。お経にもいろいろあるのだ。

こちらは禅の教えの紹介。ブッダの教えと坐禅の関係など。坐禅にも興味が出てきた。

坐禅といえば、瞑想の本も読んだ。

ただこちらはハードルの高さを感じた。どちらかというと流行りのマインドフルネス瞑想の本を読んで、そちらから始める方が良い気がしている。

ということで、闇雲に読んだ仏教関連の本を紹介してみた。
まだ読みたい本はあるし、他にも推薦図書を調べてみたい。読むのが楽しみ。
より良い人生を送るために。

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