言語感覚をみがく
ドラえもんの道具に「翻訳コンニャク」というものがありあますよね。
英語が苦手だけど世界中にいきたい!という人にとっては喉から手が出るぐらいほしいですよね。
コンニャクを食べるだけでどんな言葉でもしゃべれるようになる。
しかもお味噌味なんてものもあるらしい…
効果はどれくらい持続するんだろう。
多言語の中にはいったら何語になるんだろう。
想像はつきませんね。
翻訳機があればOK!?
AIによる翻訳の技術が進歩してきて、最近はスマホでも音声認識をして即座に他言語に変換してくれますよね。
まさに現代の翻訳コンニャクって感じです。
ですが、直訳、直訳されていくとちぐはぐな文章になっちゃうなんてこともしばしば。
それがことばの難しさでもあり、深さでもあると思いますが。
AIが学習して自然な表現ができるようになっていったとしても
僕は言葉の勉強はしつづけたいと思っています。
“Permit”と“Approve”
直訳すると“許可”と“承認”
日本語なら辞書で調べなくてもほんの少しニュアンスが違うのがわかりますよね。
細かく使用場面の違いがわかるかということではありません。
この場合って、“許可”っていえばいいのかな?“承認”っていえばいいのかな?と迷っちゃってしゃべれない!
ということはないと思います。
似たような意味の言葉がたくさんありますが、何となく言葉のイメージをつかんでいるので場面にあった言葉を自然に選んでいます。
僕はいつも英語になると“Permit”と“Approve”どちらがいいのかなと悩んでしまいます。どっちが“許可”でどっちが“承認”だったっけ?といつも変換してしまいます。
ことばは自分の気持ちを伝える手段の一つ
こういった微妙なニュアンスは相手との間に入るものが少なければ少ないほどいいと思っています。
メールの文章だけをみて「これってホントはどう思ってるのかな?」なんて思った経験は少なからずあるのではないでしょうか。
メールというフィルターを通しているから感情が伝わらなかったということですよね。
できるだけフィルターを排除して外国の方とも直接コミュニケーションがとりたいと思っています。
ことばのイメージをつかむ
英語はできたほうが何かといいよね…とTOEICをうけるのも悪いとは思いませんし、英語の英才教育もいいと思います。
ただ、ことばは何のためにあるのか考えたときに、伝えるための一つの手段であるということを理解し、英語を身に着けることだけが目的にならないようにと思っています。
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