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受験と大人になるということが繋げられるか

4月ということで新生活が始まる人も多くいるかと思います。
そろそろ受験勉強を始める!という人もいますよね。

ぼくも受験に向けて一日10時間の勉強合宿に行ったことを思い出します。合宿でなくても一日10時間以上なんてこともあるのではないでしょうか。

ぼくの記事は受験生というよりも子育て中の方々向けに書いているので、そのつもりで読んでいただけたらと思います。


一日何時間勉強が必要か

昔ほどではないにしろ、学歴は気になるものですよね。自分の子どもにはしっかり勉強していい大学に進学して…と思うのは親心です。

「いい大学」というのが何を指すのかはそれぞれですが、ここではいわゆる偏差値の高い学校、高い学力を求められる学校としておきましょう。


だから、子どもには早いうちから塾に行かせて家でもしっかり勉強してほしい。

さて、何時間ぐらいやらせればいいんでしょうか。


結論から言えば勉強の時間優先で区切るのはやめたほうがいいです。
机に向かってさえいれば勉強した気になるから時間の無駄です。
質を重視したいところ。

勉強の質の向上についてはプロの方にお任せします。

ぼくがお伝えしたいのは、勉強以外の時間について

受験≠受験勉強

しっかり勉強していい大学に進学して…

という先程の親心。
改めて考えると漠然としていてよくわかりません。こんな漠然とした考えでは子どもに話したところで響くはずがありません。

特に勉強の嫌いな子や、スポーツなど“一見勉強なんて関係なさそうに見える夢“をもっている子にとっては。

改めてなぜ勉強させたいのか、受験させたいのか整理してみてほしいです。

受験勉強をしてほしいから受験させるわけではないですよね。

その先

好きな事に挑戦するための選択肢をもたせたい。
食うに困らないようにしてやりたい。

そんな思いが根底にあるはずです。

生活力をつける

そう考えていくと、一日○時間勉強するという目標が長ければ長いほど危うい事に気づいてもらえるでしょうか。

一つのことだけやっていれば生きていけるという人はごく稀です。
自分の一日のスケジュールを細かく振り返ってみてください。

朝時間どおりに起きて、顔を洗って、朝食を用意して食べて、着替えて、ゴミ出しをして、鍵を閉めて仕事に行く。
仕事から帰ったら鍵を開けて、手を洗って…

と本当にたくさんのことを自分で管理して行なっています。子供がいればその何十倍も。

それらをこなした上で仕事でお金を稼がなくてはいけないのです。
大人の皆さん本当に日々お疲れ様です。

だから、勉強も生活に必要なことも部活も趣味も全て日常にすることが大切です。

普段の一日は、部活や家の手伝いもできる範囲でした上で勉強をする。この習慣を小さいうちからつけた子は強いです。

学ぶ時間を日常に

勉強のできる子ではなく、
生きる中で学び続ける子であってほしいと願っています。

親が「そうは言ってもね。なかなか難しいよ。」
と思ったら、子どももそう言ってすぐ諦める子になると思います。

だから少しずつでも生きる中で学び続ける子が増えるように

サポートする活動ができたらと思っています。

⭐️あわせて読んでほしい!

「対等に接するということ」

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