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挑戦する移住者 vol.4 〜超レア!?義理の兄弟で協力隊に!〜

こんにちは!Koseiです。
今回も挑戦する移住者シリーズの第四弾ということで、我らがさしよりあさぎりのメンバーでもある「あさぎり兄弟」のお二人にインタビューをしてきました!
なんで義理の兄弟で?地元も違うのに?
地元名古屋を離れ、あさぎり町のまちおこしに取り組む真相に迫る…!!


いきなりですが、あさぎり兄弟って?

あさぎり町で地域おこし協力隊に従事する森田さんと石川さん。
なぜか町民の方々は口を揃えて「あさぎり兄弟」と。
実はこのお二人、義理の兄弟なんです!
なんと奥様同士があさぎり町の出身であり、ご家族であさぎり町に来られたとのこと。
実は「あさ義理兄弟」でもあり、なんと義理の弟の方が年上という。
なんとも不思議な「あさぎり(義理)兄弟」の真相に迫ります、、、!!

自己紹介をお願いします

石川さん:石川です!協力隊は2年目に入り、ふるさと納税や地域ブランディング業務を担当しています。愛知県出身です。

森田さん:森田です。同じく2年目に入り、40歳になります。地域づくり協同組合の事務局の運営をしています。現在は結構色んな活動をしていて、最近だとワーケーションや空き家の利活用についてメイン事業として取り組んでいます。同じく愛知県出身です。

石川さん(左) 森田さん(右)

職場も同じ、家も隣ってどうなの?

義理のご家族で職場も同じで家も隣で近すぎませんか!?
本当の兄弟でも隣同士で住むことなんて滅多にないですよね!

石川さん:自分はすごくありがたい環境だと思う。結構自分は安定思考で、とりあえず「ちゃんとしていればいいや」くらいの人間だったんだけど、森田は僕とは違ってどんどん行動していく、チャレンジしていくんですよね。仕事の面でも、家族の面でもすごく助かるし、刺激を受けてます!近すぎるとか思ったことはなくて、むしろ近いからこそいい関係を築けてます。

すごいですね、、、石川さんは義理の兄(だけど年下)でありながらも、義理の弟である森田さんから刺激をもらってるのですね!
逆に森田さんにもどう思っているか聞いてみましょう!
色んな面で頼られて大変、とかないですか?笑

森田さん:全然そんなことはなくて。笑 むしろ自分の方が年上だし、それが当たり前だと思う。自分達の手が届かないところを補ってくれたり、すごくかけがえのない存在だし、今となってはもう本当の兄弟みたいなところはある。笑 こういう町にしていきたいとか、そういう話を身近で気軽にできてモチベーションにもなってるかな。

お互いがお互いを尊敬し合い、義理の兄弟を超えて本当の兄弟ですね。
足りない面を補い合い、同じ仕事だからこそ一番近くにいる人と同じ目標に向かって進んでいけるのはとても心強い!!

移住したキッカケ

今は協力隊として働いている森田さんですが、移住のきっかけは別にあったそう。
元々農的な暮らしに興味があった森田さん。お子さんにも「ちゃんと色んなことを教えてあげたい」という思いがあり、以前住んでいた愛知でも田んぼでお米を作ったりしていたそうです。そんな中、奥様の出身であるあさぎり町を訪れたところ、移住したい気持ちが強くなったとのこと!
とはいえ、都会と言われる名古屋からあさぎり町に移住するにはそれなりの覚悟が必要だったのでは、、、?

森田さん:愛知での生活を続けていれば、別に生きていけた。でも40年間愛知で過ごしてきて、今の生活を続けていても面白くないとも思った。「チャレンジしてみようかな」、全く知らない土地で自分が何ができるのか知りたかった。

石川さんも元々愛知で働かれていましたが、仕事と家族の両立や、このままでいいのかな、、、とぼんやり思っていたそうです。ちょうどその時に森田さんがあさぎり町で協力隊をするという話を聞いたそうです。

石川さん:自分は協力隊っていうよりかは、あさぎりっていう場所に魅かれて、移住できればよかったんですよね。でもこっちに来て、また同じような仕事をしてたら、愛知にいた時と何も変わらないんじゃないかって。だったら僕も今までやったことのないことに取り組みたい、ということで協力隊に応募しました!

地元農家の方々との交流の様子

縁の大事さ

さまざまな「縁」に導かれてあさぎり町まで辿り着いたお二人ですが、特に森田さんは「縁」を大事にされています。
義理の兄弟ができて、お互い奥さんがあさぎり町出身で、、、
新しいことにチャレンジするのに上京!ではなくあさぎり町を選んだのも縁に導かれたから。あさぎり町にやりたいことがあったから。

生活の変化

名古屋とはおおよそ異なる環境に身を移されたお二人。
生活も以前とは大きく変化したのではないでしょうか?

石川さん:こっちにきてからは本当に「自然を楽しむ」が多くなった。公園行くくらいしかないし、川とか山に行って遊ぶことが多いかな。子供にマックいきたいとか言われたりはする。笑
でも一番よかったなと思うのは、子供の環境。こっちの人は距離がいい意味でとても近いし、すごく良くしてくれる。すごく温かい人が多いかな。子供遊ばせていても安心感もあるしね。

あさぎりには良い意味で昔ながらの人間関係が残っており、とても人間関係に温かみを感じますね。都会では経験できない気がします。
森田さんはどうでしょう?

森田さん:もうマインドが変わったね。確かに何もないところではある。でも「何もない贅沢さ」に気がついた。自分次第でなんでもできる。
時間の使い方も贅沢になった気がする。霧がすごく出ていて、「綺麗だな、すげぇな」みたな。夕陽が沈んでる景色がめちゃくちゃ綺麗だったり。

確かに私も今まで目を向けなかった場所に目を向けるようになりました。植物の移り変わりだったり、景色。星空とかもそうですが、「空が広い」感覚はすごくありますね!

これからのこと

あさぎり町の協力隊に着任し、任期の半分が過ぎ去ろうとしていますが、今後についてそれぞれ教えてください!

石川さん:1年目は「協力隊の石川」としてしか知られていなかったんだけど、自分達の取り組みをもっと具現化させて、取り組みも含めて知ってほしい。商品開発もそうだけど、地元の事業者さんや高校生をもっと巻き込んでいきたい。僕は卒隊しても、この地に残ります。石川に頼めば、協力隊に頼めばなんでも実現できそう、そんな風に思ってもらえるよう取り組んでいきます!

森田さん:地域のためになり、自分が楽しめ、お金がきちんと回る働き方をつくりたいです。自分が楽しいと思える分野をどう仕事にしていくか、地域と結びつけていくか、どう巻き込んでいくか。自分達が起点となって活動を進めていって、その中でまた同志を集めていきたい。地域での活動を魅力的な情報として町外に発信していくためにも、もっと地域の方との交流を深めていきたいです。そして、あさぎりの魅力を伝えていければと思います。

地域おこし協力隊の中では歴の長い、また世にも珍しい義理の兄弟で一緒に協力隊をされているお二人のお話、いかがでしたか?
今後も様々な記事を投稿していきますので、ぜひご覧ください!

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