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下手くそなりに

 こんにちは、と書いても、この文章は誰にも見られないかもしれないですが、とりあえず挨拶は大事なので書いておきます。

 今年度から高校二年生となるさしもぐさと言います。文芸部に所属しており、文章を読んだり書いたりするのが大好きな人です。このブログは、私が文章力を上げるために開設しました。日常の気づきや、言いたいこと、悩んでいることを思いついたままに書いてみようと思います。読んでいただけたら幸いです。

 上に書いたように、私は文芸部で小説や随筆の執筆を行ったり、俳句・短歌を詠んだりして日々を楽しんでいます。そのうえで私が常々言われるのは「客観性」でした。これは創作活動を越え、社会においても必要な力かと思われます。しかし私の作品にはそれが欠落しているとのことでした。

 創作活動は物事に対する自分の受け取り方を誰かと共有する行為だ、なんていうイメージがあるかと思います。実際私もそうだとは思うのですが、その「共有する」というのが非常に難しいです。いわゆる「表現」にあたる部分は、自分だけで終わらせてしまっては意味がない。それはただ自分が気持ちよくなっているだけで、読んだ人には伝わらない。なんていうことを、文芸部に入ってから常々感じるようになりました。

 それが特に現れたのは俳句でした。十七音という短い言葉の世界で、伝えられることは極端に狭くなります。しかし他の方々の作品を見れば、そんな短い音で無限の日常を切り取っているのです。素晴らしい言葉の世界を見るたびに、私は自分の存在がとてもとても薄いものに見えてならないのです。

 そんな私を変えるために、まずは「人に伝える文章」というものを磨くことにしました。誰かがこれを読んだらどう思うか、どんな受け取り方があるのかを全て分かることは出来なくても、想像することは精一杯向き合おうと思います。私は言葉というものが大好きで、どんな感情もどんな日常も文章に起こしたいと思うほどに愛しています。怒られてしまえばそれを詩に書き起こし、喧嘩をすればそれを短歌で詠みました。

 この大好きな私の世界の言葉たちをより一層愛するために、このブログを書き続けたいと思います。どうか、よろしくお願いいたします。

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