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事象ってなんぞや?

 高校生が数学を学ぶ際にぶつかりやすいものは多々ありますが、そのなかでも「確率」というのは厄介なものの部類に入るかと思われます。三角関数や微分積分、ベクトルなどまだまだボスとされているものはありますが、それは習ってから悩むことにしましょう。

 「場合の数・確率」の範囲は、私の苦手分野でも群を抜いてできません。三角比や分散・標準偏差などは公式さえ覚えればなんてことないのですが、この「場合の数・確率」は公式こそ少ないものの、それをどこで使えばいいのかが分からない、なんていう事が私の中でよく起こりがちなのです。

 私は「場合の数・確率」という分野の中でも特に「事象」という言葉が出てくると途端にできなくなってしまいます。丁度そのとき授業を休んだこともあってか理解度が薄いのです(授業に出席していても苦手だったとは思います)。事象Aと事象Bの和集合?この問題は事象を使わなきゃ解けないの?なんで?みたいなことによく陥ります。

 ということで、私は「言語化する」という方法で理解度を深めることにしました。まずは置いてけぼりにされがちな「順列」と「組合せ」の根本的な違いから、試行と事象とはなにか、排反が起こるときはどんなときかなど、なんとなくで把握していたものを言語化して書き出したのです。

 この方法はかなり私に合っていました。やはり、なんとなくで問題を解き続けるよりも、その仕組みや意味を理解して進めた方が遥かに楽しいですね。勉強方法というのは人それぞれですし、同じ人でも教科によって変える必要もあるので、非常に難しいところです。ですがこうやって自分に合う方法を見つけ出し、それによって理解が深まるというのは非常に「楽しい」と思えるものだと思います。
勉強法を考えて実行する
→理解できる
→楽しさが分かる
→勉強をやり始める抵抗がなくなる 
という良い循環があることに気が付くことが出来ました。春休みを過ぎても、継続的に勉強を続けるための自信にしていこうと思います。

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