"最強の教官とともにドライブデートしたい"_同棲日誌
サムライくん(彼氏)が先月車を購入した。
普通車の5人乗りで、ゆったり座れるサイズだ。
自動車保険も私を含めて加入してくれた。
だが、、、、私は運転に対してめちゃくちゃ恐怖心が強い。
教習所中は、精神的にこれでもかと詰めてくる教官に当たり、運転に対する自尊心は地を這うレベル。
なんとか免許を取得したあとも、実家で母親が所有する軽自動車でかる~く運転するくらいで、
今の今までまともに運転したとはいえない、限りないペーパードライバー。
不安がつきまとう。
だいじょうぶかな、だいじょうぶかな。
彼が自身の大切なお金で購入した車だからよりそう思った。
ビビり倒している私に対してサムライくんは、
基本を一緒に確認しよう!
運転スタートしたら、
俺が指示だすから、それに合わせていこうね。
と教官になってくれた。
彼の教え方は、一言でいうなら最強に安心できる。
私の性格をよく知ってくれているから、
どう教えたら理解するのかをわかってくれているのだ。
理屈がわかってないと混乱するから、丁寧に説明。
ちゃんと運転できているのかすぐ不安がるから、逐一「できてるよ、大丈夫だよ」と声かけをし、できているところは具体的に褒めてくれる。
不安からでてくる身体のガチガチを彼は雪解けのように溶かしてくれた。
大分気持ちにも余裕が出て、およそ15分程度ではあったが安全に、無事故で運転できた。
こんなにも気持ちの持ち用で運転が変わるのかと思った。
正直、ひとりでの運転はまだまだ怖いし、
長距離運転も厳しいだろう。
ただ、いま私には最強の教官が横についてくれている。
彼の力を借りながら、
彼が好きなお酒を飲んだ暁には、私が責任もって運転できるように
一緒にキャンプにいくときは交代して運転できるようにして
なんとか取得した免許証の元をとっていく所存だ。
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