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「はちどり」“多くは語らず世の中の理不尽を静かに紡いでいく”

“多くは語らず淡々と14歳の少女が感じる世の中の理不尽を静かに紡いでいく”映画「はちどり」
映画を見終わってしばらくしてから色々な感情が心に染み出してくる映画でした。

誰が良い人で誰が悪い人という語りかたはしない。
そして、それでも人生は続いていく。そんなストーリーだけど、静かに心に寄り添ってくれるような映画でした。

予告編↓

https://youtu.be/-NOX0LQNWI4

主人公の14歳のウニの心の支えになる塾の先生のヨンジが言った「自分を好きになるには時間がかかる」という言葉。映画を見終わった後で予告編を見返して泣きそうになります。

そして、病院のお医者さんが良かったなぁ。

10代の子がこの映画を見て見終わった時にはよく分からなくても、“理不尽な出来事”に“理不尽な世の中”に心が止まりそうになった時にこの映画を思い出すと、もう一度見返すと優しく手を握ってもらえるような気持ちになるのではないだろうかとも思った。

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以下これから先は、ちょっとネタバレ含むかもしれない感想です。

ウニは左利きだったけど、塾の先生のヨンジも左利きだったよね(←自信無い)。これは世の中に馴染めない事の象徴なのだろう。

そして、こらから公開を控えている「82年生まれ、キム・ジヨン」の前に見てて良かった映画なのかもなぁと思った。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日の1日が明日・明後日・その先の未来のHappyに繋がりますように。

Tomoco

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