見出し画像

少子化からの人口激減問題を考える①

ちょっと大それたテーマを語ってみます。
それは日本最大の問題である、少子化からの人口激減問題です。これは多くの有識者が様々な解説をしてみますので私ごときが語るのはおかしいと言えるのですが、多くの人が自身の私利私欲を捨てて良く考えて、意見を発信していかないと、本当の世論にはならないと思っています。私もおじさんからおじいさんに近づきつつあるから、同世代及び上の世代がいかに若者に貢献できるかが大事になると思っています。
※文章を短くするために、テレビではあまり言われていないことを中心に書きます。

さてまず国全体の話。少子高齢化により働く人が減る変わりに年金受給者が増えるから税金も増え、GDPも下がっていく。有識者の中には、人口が減っても生産性を上げると良いと言う人もいるけど、日本の文化が今のところそれを許さないと思う。
悪い面では根回し文化・忖度文化が根強くて生産性が悪くなっている点。国の中枢である中央官庁が、幹部の押印をもらうために若手がずっと待つとか
(現時点では押印が減っているようですが)が長年行われているという簡単な話から始まって、あらゆるところに根回し・忖度が蔓延している。決して悪いことばかりでなないが、生産性は下がっていることが多いかな。ちょっと偉くなると根回しや忖度をされることを当たり前に思い、する側も気を使って時間をかける。要するに立場や地位が上であっても気を使わせないフレンドリーさを持つ人が少ないということ。

いい面では日本は職人文化。手間をかけ一生懸命に作り上げる日本の製品は非常に高い評価を得ているが、生産性という点に絞れば悪くなる要因でもある。不器用で雑な私は職人気質でいい仕事をする人を尊敬するし日本人として誇らしい文化であるので、この文化をキープしつつ生産性を上げることが
いいのだが・・・難しい問題。できることがあるなら一人前の職人になるための教育を工夫して教育期間を短くすることか?

次にアメリカやイギリスのように移民を増やして労働力人口を確保すれば良いという意見もあるが、これも微妙である。私個人としてはむやみに移民を増やすのはどうかと思うが、今日はこれ以上はやめておきたい。

またGDPが下がるとまずいのか?という点について。これも有識者の中には、人口減ってGDPが下がっても一人一人が豊になれば良いし、そういう国もあると言う人がいる。私はこの考えにも疑問がある(非常に偉そうですみません)。
その理由
現在日本のGDPは世界3位であり、アメリカと中国以外の全ての国より経済規模が大きい。

だからこそヨーロッパからみて離れ小島である日本が、対等(のよう)に相手にされている。将来日本がドイツ、イギリス、フランスよりGDPが下回ると、今のように相手にされるのか不安である。またヨーロッパはEU経済圏のように相互補完をしているし、いざとなれば徒党を組んで他の地区に対抗できるから、小さくても豊かな国が有りうるのではないかと思う。残念ながら日本に近い4カ国(中国、ロシア、北朝鮮、韓国)は、反日或いはいざという時に敵に回る国であるし、歴史と国際政治を勉強すればこれは日本人がなんとかすれば改善できる問題ではないことも分かる。

以上のように日本はGDPが下がっても豊かな国になるというのは、他の様々な地域と比較して厳しいと思えてくる。つまり世界的には田舎の小さな国として扱われるようになっていくから、観光産業以外は衰退していくのではないだろうか(ふんわりとしか書けないので、この結論への導き方が中途半端なことはご容赦ください)。
だから最初に言ったように、少子化からの人口激減問題に関して、多くの一般の人ができる限り私利私欲を捨てて良く考えて、世論を形成しないといけない。今は私を含む年配者が自分達のことで精一杯で、若者の未来に貢献しようと考える人が少ないかなと思う。

私は、今地方都市に住んでいるけど、実家はここから150㎞離れた田舎であり、今は空き家。少子化からの人口激減問題について、次は自分の生まれ故郷をベースに書いてみたい。

以上お付き合いありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?