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実録:傘の横持ち(地面に水平に持つ)が非常に危険であること

傘の横持ち(=地面に水平に持って歩くこと)が危険なことは分かると思いますが、特に都会に住んでいる方なら時々見かけませんでしょうか?そして危ないと思った方もおられるのではないでしょうか。


なんとなくですが、5,6年前から多くなったように思います。腕を動かしていない&先が尖っていない&先がプラスティックという条件なら危険度は低いですが、それでも止まった時に子供やベビーカーに乗った赤ちゃんに直撃する可能性もあるので、絶対にしていけない行為です。先ほどの3つの条件が崩れるとさらに危険度が増し、運が悪ければ、失明、喉の大怪我等人命に関わる可能性もあります。

なのに何故無頓着に横持ちができるのか?してしまうのか?
特に同年代のおじさんが平気でしているところを見ると1人1人捕まえて説教したくなりますが、当然できませんねw。

ネットに記事がありましたが、なんという無頓着!!

以下の2点は私の考察
①今の日本人は、テレビ、新聞、会社、学校でしつこく注意されていない
 ことは、時間とともにどんどん無頓着になる。それと近所付き合いや
 3世代同居家族が少なくなったから、何が他人の迷惑になるのか、実体
 験が乏しく気づきにくい。昔はおじいちゃん、おばあちゃんに怒られて
 教えられることが昔は多かった。
②私のように背が低い者は、縦持ちは地面に着くので横持ちが楽である。
 私はしたことはない。しかし自虐込みだが本当w

そして、この傘の横持ちが危険であることをnoteに書くに至った理由は、実体験があるからです。私は2013年から2020年秋まで東大阪市布施という非常に濃いところに住みましたが、関西でも傘の横持ちに関して2015年頃から増えたなというなんとなくの記憶があります。

さて、2018年か19年のこと。布施駅の近鉄電車の長いエスカレータに乗っていた。暫く誰かの後ろに立って乗っていたが、いわゆるイラチなので、歩こうと追い越そうとした。ただ下の方からアスリート系高校生が2段飛ばしぐらいで走って上がってくる。背が高くてかなり身軽だからバスケかバレーのアタッカー当たりだろう(笑)。いや勢いよく腕を振っていたから、陸上選手かもしれない。その高校生が通り過ぎるのを待って左に出て前の人を抜こうとした。

まさにその時。目の前に気配というより殺気みたいな危険なものを顔の前方から感じでさっと避けました。するとこんな感じですが、実際は目視できないままカンで避けました。

一瞬心臓止まったぐらい驚いて、それが傘の先端であることに気づいて怒りがこみ上げました。「あぶねえぞ!」「あぶないやろが!」等と叫ぼうと思った時には、高校生はエスカレーターを上がり切ろうとしていたので、あきらめました。と同時に腰が抜けるほどほっとしました。というのも、傘を横持ちして、腕を思い切り振っていたので、かなりのスピードの傘の先端が顔面に向かってきて、それを寸前に奇跡的に避けることができたんだと実感したからです。長い手の遠心力もあり、ボクサーのパンチより早かったはずです。もし正面から食らっていたらとぞっとしました。恐らく目なら失明、眉間なら死亡、口なら歯がズタボロか喉突き破って生死の境といったところだったはずです。大袈裟でないことは誰しも想像できると思います。

今考えても何故目に見えないスピードの傘の先端を避けることができたか不思議です。悪運が強い、超ビビリだから、亡くなった母か父が助けてくれたから・・・私の運動能力では考えられない。その時も「そういえば小さい頃からドッジボールで受けるのはヘタでも避けるのは得意だったな」とかくだらないこともよぎりました(笑)。

これを口頭で話しても、「ふーん、危なかったね」程度の反応ですが、こうして書くと怖さが伝わるかもと思ったことも書く動機の一つです。

とにかく、折り畳み以外の傘の横持ちは非常に危険ですので、やめましょう!カバンに刺すと楽とか言っている場合ではありません。いつでも加害者しかも過失致死傷の犯罪者になりえます。そして日頃から、人込みで誰かを危険な目に合わせないように考えて行動したいものです。

特にせっかちな男子やサラリーマンの方々は、次に傘を持つ時に思い出して欲しいと思います。

最後まで目を通していただき。ありがとうございました。
PS 実際のところ、布施の街は将来もう一度住みたいほど大好きです!

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