【恋愛マーケティング②】EvisJapから学ぶ!マッチングアプリの活用方法とWEB広告運用の関係性
みなさんこんにちは。
笹本康貴(ささもとこうき)です。
今回は『恋愛マーケティング第二弾』ということで、マッチングアプリの活用とWEB広告運用が大変似通っていると思いましたので、具体例を出しながらお話していきます。
まずタイトルにある『EvisJap』を皆さんご存知でしょうか?簡単に詳細の説明をしておきます。
『Family!!』の掛け声でお馴染み、10代~20代の若い世代を中心にコアなファンベースを抱えるのは、マッチングアプリ企画の生みの親ともいえる、イケメン陽キャ三人組によるお持ち帰り系YouTuberの『EvisJap』
<引用:https://www.hobbitube.com/entry/evisjap>
EvisJapは、現在YouTubeのチャンネル登録者数 45.3万人とじわじわ伸びてきているYouTuberのグループであり、説明の通り『お持ち帰り系YouTuber』という名の如くエッジの効いたコンテンツを出してコアなファンを魅了してます。
そんなEvisJap先生の代表的な動画が下記になりますが、企画内容はさておき中々『マーケティング』という要素で見ても面白いです。
個人的には、『お持ち帰り』がWEB広告運用の『コンバージョン(獲得)』の概念に忠実に沿っており、PDCAを回しながらコンバージョンするという面では、『お持ち帰り』も『広告運用』も同じだと言えます(笑)。
検証内容はサムネイルの通り、マッチングアプリの「Tinder」を活用して「2,000人にエッチしよって送ったらさすがにイケる説」です(笑)。
女性陣はさすがに動画を見るまでもないという方もいらっしゃると思うので、ここでは結果だけまとめておきます。
送信: 2,000人
解除: 440人 (解除率:22%)
返信: 341人 (返信率:17%)
OK : 71人 (送信からのOK率:3.55%)
NG : 270人 (送信からのNG率:13%)
2,000人に対してOKが71人と割合が『3.55%』の結果は、個人的には高い方かなと思います。参考までに、これを広告運用で当てはめると下記になります。
インプレッション: 2,000人
クリック: 341人
コンバージョン: 71人
そもそも、2,000人に送信したことが広告でいう”インプレッション(広告表示)”に当てはまるのかと言われると、2,000人が全員メッセージを見ている訳ではないので、その辺りはご了承ください。
ただ、クリック(返信)341人に対してコンバージョン(OK)71人と、『コンバージョン率は20.8%』と驚異的な数字を叩き出していると言えます。
これらはつまり、イメージで言うと2,000人にサプリメントの広告を出して17%が広告をクリックし、そのうちの20%が商品購入に至ったと考えると、広告運用の経験がある方なら誰しも『どんな広告クリエイティブなのか?』『どんなLP(サイト構成)なのか?』と疑問を持つと思います(笑)。
さてここからが本題ですが、EvisJap先生もイケメンだからOK率が3.55%と高いと言えるかもしれませんが、下記の動画では戦略的に出会い系アプリを使っていることが分かります。
この動画を元に『恋愛マーケティング』と題して、恋愛に活かせることを3つほど共有します。
❶ お持ち帰りまでの流れは『AISAS』に当てはまる
<引用:https://www.principle-c.com/column/marketing/aisas/#__1136580116.1622192753>
まずはユーザー行動(≒女性)をしっかり抑えることが大事です。一般的なユーザー行動を主に5段階の『AISAS』で表されます。
① Attention (認知)
② Interest (興味)
③ Search (検索)
④ Action (購入行動)
⑤ Share (共有)
EvisJap先生は、マッチングアプリを活用してこのユーザー行動を主に4つに当てはめて説明されてました。
① いいね! (≒認知)
② マッチ (≒興味)
③ アポ (≒検索)
④ お持ち帰り (≒購入行動)
⑤ なし (≒共有)
上記のように、基本女性をお持ち帰りするすることは、マーケティングの視点で考えるとおおよそAISASに当てはまり、いかに『購入行動』まで持っていけるかを試行錯誤することと同等です。
❷”ホット化”が大事
EvisJap先生は、マッチングアプリのプロフィールのこだわりについて説明されてました。「写真が9割」や「ありのままを乗せるとか当たり前」などマッチングアプリを使う上で重要なことがいくつもありました。
その中で個人的に面白かったのが『ホット化』です。ホット化とは、特定のユーザー(女性)にターゲットを絞り意欲を上げることを指します。
例えば、「小顔の方」「身長の高い方」「小動物に似ている方」などがタイプとプロフィール欄に記載し、項目に当てはまる方に『私のことを言ってる!』と思わせることです。
これをWEB広告運用で例えるのであれば、『クリック率を上げるよりもコンバージョン率を上げるクリエイティブ』で攻めることに近しいかもしれません。(※ニッチ層を狙うという意味合いです。)
❸ありきたりのメッセージを送らない
こちらはマッチングアプリをやったことがある男性陣は共感する方が多いはずです。ついアプリ上で女性とマッチしたらまずは挨拶と思い「こんにちは!」や「よろしくお願いします!」など送ったことはありませんか?
女性陣も受け取った経験がある方も多いのではないはずです。EviJap先生も『ありきたりのメッセージは送らない』と話してました。
女性の立場で考えてみると分かりやすいですが、マッチングアプリは基本女性は男性から多くのメッセージを受け取ります。そうすると、男性は男性の中でも突出する必要があり、ありきたりのメッセージではなく個性的なメッセージなどで『目立つ』必要あります。
EvisJap先生は『ユーモア感を出す』と話してました。
ファーストメッセージで「もしかして天使?」とか「横顔がタイプです!」とか、正解は分かりませんが大事なことは『相手のプロフィールを拝見して、相手が言われて嬉しくなること』を伝える必要があるとのことです。
これもWEB広告運用に当てはまります。特に『クリエイティブ』においては、競合他社商品が多くレッドオーシャン市場で戦うのであれば、尚更ありきたりな訴求文言やデザインではなく、ターゲットに寄り添ったメッセージを届けることでより最終的なコンバージョン(もしくはLPへの誘導)に繋がるはずです。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回はマッチングアプリの活用方法はWEB広告運用と似ていると題して、EvisJap先生が唱えるマッチングアプリの活用術とWEB広告運用に関連性があることについてお話ししました。
❶ お持ち帰りまでの流れは『AISAS』に当てはまる
❷”ホット化”が大事
❸ありきたりのメッセージを送らない
『恋愛マーケティング』とは、恋愛を交えながらマーケティングについて分かりやすく解説していくコーナーですが、マーケティングについて少しでも携わった経験がある方は、結構共感するポイントがあったのではないでしょうか?
今後も恋愛として使えるテクニックやノウハウをマーケティングと絡めて楽しくお伝えしていきます。
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