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自律神経て何?〜自律神経を整える秘訣〜

▪️最初にこんな人におススメ

・自律神経についてしりたい
・自律神経の整え方をしりたい
・自律神経の症状についてしりたい

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日常生活を過ごして行くなかで自律神経の機能異常による症状が多く見られます。自律神経の事を知っておくと、症状の軽減や予防を行う事ができます。
自律神経とはどのような構造なのか?


1.自律神経の定義

血圧や呼吸数など、体内の特定のプロセスを調節して      いる神経系です。

 意識的に機能せず、自動的に機能する特徴があります。
自分の意志でコントロールはできないと言えます。

2.自律神経の解剖(場所)
   自律神経系は全身に分布しています。

・血管
・胃
・腸管
・肝臓
・腎臓、膀胱
・性器
・肺
・瞳孔
・心臓
・汗腺
・唾液腺
・消化腺

沢山の器官に分布しています。
全部が同じものに支配されておらず
自律神経系は交感神経と副交感神経の2種類に分かれます。
交感神経系の神経節の大半は、脊髄のすぐ外の左右両側に位置おり、副交感神経系の神経節は、それぞれ支配する内臓の付近または内部に存在します。

※神経節とは、神経細胞の集合している場所

3.自律神経の機能
自律神経系は、以下のような体内プロセスを制御しています。

血圧
心拍数と脈拍数
体温
消化
代謝(そのため体重に影響を与えます)
水分と電解質のバランス
体液(唾液、汗、涙)の分泌
排尿
排便
性的反応

多くの臓器は交感神経系と副交感神経系のどちらか一方によって主に制御されていますが、1つの臓器に対して両方の神経系がそれぞれ反対の作用を及ぼしている場合もあります。以下にて説明していきます。

3.1.交感神経の機能

交感神経はストレスの多い状況や緊急事態に際して体の状態を整える(闘争・逃走反応)機能があります。
1.心拍数を増やす
2.血圧を上げる
3.気道を広げる(拡張する)
4.発汗促進
5.瞳孔の散大
6.体毛の逆立ち
7.内臓働きを抑える

運動や緊張などしている時やストレスを受けている時に働きます。

3.2.副交感神経の機能 

日常的な状況下で体内プロセスを制御します。
エネルギーを温存し、体を回復させる役割があります。
1.心拍数を減らす
2.血圧を低下
3.気道を収縮
4.発汗抑止
5.瞳孔の収縮
6.食べものの消化や不要物の排泄を促進

寝ている時やリラックスしている時に働きます。また食後の際に消化するためにも働きます。
食後すぐに運動をするいけないと言われるのは運動して交感神経が働く状態になっているのに食事をしてしまうと消化もしなければならない状況に陥り、副交感神経が働く状態になっている状況になるため、自律神経の働きが乱れてしまうからです。

交感神経や副交感神経は様々な影響で変化していきます。バランスよく働くようにして行く事がとても大切です。このバランスよく働かせることを自律神経の調整と言います。

4.症状

交感神経や副交感神経がバランス良く働くことが重要といいましたが、乱れてしまうと様々な症状を引き起こします。
・吐き気
・多汗
・全身のだるさ
・頭痛
・肩こり
・手足の痺れ
・動悸
・めまい
・不眠
・勃起不全 

など様々な症状が起こり得ます。

5.自律神経を乱さない方法

自律神経を整える方法を知る前に

まず自分がどんな状態に晒される事があるかを把握する事が大切です。例えば、緊張しやすいタイプだ、責任がある事を任されている、真面目なタイプだ、食いしばりやすいなど自分がどんな状態かを認識しましょう。

自律神経を整えるために必要な事

・生活習慣を変える
・ストレスを発散させる
・運動、ストレッチ、ヨガ、身体メンテナンスを行う

5.1.生活習慣を変える

お仕事や生活スタイルによって変わりますが、
早寝、早起きをする
食事やお風呂など時間を一定化させる
マンネリ化してきたものを変化させる
などが大切です。

ルーティンの様な状態ができると無意識で安心を得やすくなり、交感神経が働くタイミングや副交感神経が働くタイミングが安定しやすくなります。
しかし、脳は慣れてくると感受性が落ちてきます。感受性が落ちてくるとマンネリ化していきます。
一定化させる、マンネリ化を変化させるのバランスうまく行うことが大切です。

5.2.ストレスを発散させる

こちらも発散方法は人それぞれになりますが、
好きな事(楽しいや嬉しい)や落ち着く事を行う事がオススメです。

例えば、スポーツや趣味に没頭したり、読書や瞑想などがあります。私はフットサルをしたり、電気などを消して真っ暗な状態でぼーとするなどしています。
ポイントは仕事や余計な考えを忘れるぐらいに没頭する事です。集中するともいえます。そうすると、終わった後はスカッとストレスを感じにくくなります。

5.3.運動、ストレッチ、ヨガ、身体メンテナンスを行う
こちらは自律神経を整えやすい身体作りにする事がポイントです。

・運動
ランニング、ウォーキング、筋トレ、スポーツ
心肺機能を強化とともに、メンタルも鍛えられます。
不安やストレス、ネガティブな感情に耐えれる身体を作ることができます。
・ストレッチ
緊張してしまった筋肉を伸ばす事で交感神経が働き続ける状態を改善します。

・ヨガ
固まりきった筋膜と筋肉を伸ばすことや深呼吸をする事で心肺機能、リラックス、疲れにくい体を作ることができます。また、メンタルにも影響があり、普段気づかない自然の音や気配を感じやすくなり、感受性が高まります。
・身体メンテナンス
自分1人では様々な管理や方法を行うことは意外と難しいものです。また、考えたりすることが負担になる場合もあります。専門家に任せて、知識や身体状態、環境状態をチェックすることが大切です。

6.まとめ

自律神経の悩み意外と身近に起きます。
自分を知り、自律神経について知り、影響を受けない身体づくりとメンタルづくりを行い、自分でできないメンテナンスを専門家に任せてみるのもいいかもしれませんね!!

最後まで読んで頂きありがとうございます。


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