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夜食を食べながら

しまった・・・、ハモネプ見るために早めの夕飯を食べて、この時間まで起きていたら、お腹が空いて文章が練るのが大変である。

なぜだろうか、今なら腹が減っているということに関しては無駄に細かく描写できそうな自信がある。

今の空腹度的には、自分のお腹が、おへそを中心に内側に吸い付けられていくような感じがする具合である。

こんなことなら、夕飯のジンギスカン(昼食の余りが少し)と海鮮塩焼きそばを、もう少々多めに堪能しておけばよかった・・・。

こんなことを書いていないで、さっさとお夜食に洒落込めばいいだろうと自分でも思うのだが、あんまりうかうかしていると日付が変わってしまうので、その前に文章を書いて投稿することが先決である。


・・・あっ、ダメ。今日はもうごはんのことしか考えられません。

他のことを考えようとすると、ぼーっとして何もアイデアが湧かないので、やっぱり先に何か軽く食べよう。

キッチンを見ると、マッマが今夜のハモネプに向けてしっかり跡形もなく後片付けをしていた。最近暑くなってきて、一晩冷蔵庫の外に出しておくだけでも食べ物が傷んでしまうから、考え物である。

というわけで冷蔵庫をオープンすると、あったあった。昨日のカレーの残りや何やらが、容器に詰められて規則正しく積み上げられている。


夜食を食べるにあたり、今の気分的に重要なのは以下の2要素である。

・あまりガッツリしてないもの(明日の朝ごはんがちゃんと食べれるように)
・温めなくても美味しく食べれるもの

そんなぼんやりとしたイメージを頼りに選出されたメンバーが、なんかの魚の唐揚げとブロッコリー3かけである。なんかの魚の唐揚げは、今日のお昼に食べるつもりだったのに忘れていたものだ。これは我が家のお弁当の鉄板おかずで、冷めていても非常においしい。


さて、そんなわけで今PCの右側にその唐揚げとブロッコリーを置きながら冷蔵庫のくだりからここまでを書いてきたわけだ。長かった。これでやっと食べられそうである。

ということで、満を持して食べる。

まずは唐揚げから。野菜ファーストとか知らない。目についたものから食べるのである。・・・と思ったら、容器のふたが硬くて開けづらかった。不本意ではあるが、ブロッコリーから攻めていこうと思う。


(ブロッコリー咀嚼中)


・・・うむ。どこに出しても恥ずかしくないブロッコリー加減である。非常にブロッコリーブロッコリーしている。少し固めに湯がいた後に(沸騰したお湯で3分とみた。知らんけど。)クレイジーソルトを振りかけてあって、冷蔵庫から出して何もつけずにそのまま食べれるのがいいところ。

ブロッコリー1かけで落ち着きを取り戻したのか、なんかの魚の唐揚げの容器のふたを開封することに成功した。これは小さな一歩だが、人類にとっても小さな一歩である。


(なんかの魚の唐揚げ咀嚼中)


なんの魚なのだろうか。食感としては、鶏むね肉のしっとりめで柔らかいところに近い。KFCの国産若鳥の胸肉のピースみがあって良い。山椒と塩がええ感じに振られていて、こちらもまた、思いがけず何もつけなくても美味しくいただける。


さて、今僕は一生懸命この話のオチを考えているところなのだが、どうするのが望ましいのか皆目見当もつかない。ブロッコリーを齧る咀嚼音とキーボードをタイプするポコポコという音がリビングにむなしく響く。

人間追い込まれるとすごい力を発揮すると言われているが、僕は今すごくどうでもいいことを思い出した。

このなんかの魚、「もうこざめ」ってこの前マッマが言っていたような気がする。


~完~



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