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【ブログ】二次創作はじめて10年目、だがオタクではない。

垢を何度か変えつつも、二次創作(小説)をはじめて10年経ちました。ゲームにつづいて、つぎに長い趣味になりました。驚き、びっくり。
勝手に記念して、自分的10年をふりかえってみようと思います。

きっかけ

たまたまテレビをつけたときに、アニメを見ておもしろいな、と毎週見るようになりました。毎週見て、最終話まで見終わります。アニメについてもっと知りたくなったわたしは、家族共通のパソコンで調べました。そこで立ち寄ったのが、二次創作が多く投稿されているサイトをみつけたのでした。
そのときは、二次創作という言葉もわかっていませんでした。こんなおもしろい話があるんだ! と思った記憶があります。絵は人に褒められたことがなくて(むしろバカにされていた)、世に出すなら小説だな。と、怖いもの知らずは、二次創作の小説を書きはじめました。

話し方を似せるのに必死だったはじめ

最初のころは、1000文字ちょっとでおしゃべり中心でした。心理描写なんて言葉を知らない人でした。すてきな二次創作小説を書く方々には、ちゃんとあったのに。中学二年生のわたしは他人も気にせず、ヘタでも気にしない、無敵のこころの持ち主だったようです。でも、そのおかげで、いまも二次創作の小説を書けています。

心理描写もロクにないようじゃ、そのキャラクターらしく見せるには、セリフしかありません。ぽくなるように書きつづけて、7年。2018年に身内に見せたら、そのキャラクターぽい! というお褒めの言葉をいただけました。これからも、話し方を大切にしていきます。

物語は、セリフから

いまもむかしも、キャラクターをしゃべらすのが好きです。
書こうとする動機も、ワンフレーズのセリフが思い浮かんだから、ということが多いです(一次、二次問わず)。このセリフを言いそうなのは誰かな? と脳内に検索をかけて、当てはまるキャラがいたら二次創作になります。この流れはとくに2年前くらいから。見返したら、最近だった……。

作者という弊害

文章というのは大概の人が、上手かろうとヘタだろうと書けるものです。だからこそ、その人の人柄が出てくるものだと、わたしは思っています。

二次創作の小説も、同じなようで、ここで作者という邪魔者が出てきてしまいます。
アルバイト先で、マイペースすぎて怒られたことのあるほど、わたしはのんびりやです。そんなわたしが動かしたキャラクターは、総じて、のほほんとした平和ボケに見えます。賢いキャラも低学歴のよう。読んだ方から、直接指摘されたことはないですが。
作中で詩を書いたときは、作者の心情をキャラクターにうたわせました。
ちょっと前に出過ぎですね。ウザイな。

クロスオーバー好きに

頭の引き出しが開きっぱなしなので、棲み分けがされていないようです。
そのせいか、クロスオーバーはわりと頻繁に起こります。他では見かけないような、クロスオーバーが多め。
閲覧数もブクマも、少ないですが、本人は楽しいのでOKです。個人の趣味なので。まぁ、二次創作ってそんなものですよね!

小学生のころからつづく、アナログ派

二次創作をはじめる前、小学校の高学年のころは、好きなアニメや児童小説のパクリのような小説を書いていました。小学校なので、ガラケーもなく、うちにはパソコンもありませんでした。あるのは、チラシ裏が黄色(そういや、色つきを最近見かけないですね)や白紙の印刷されていない紙だけで、わたしの原稿となりました。

スマホも自分用のパソコンを手に入れた大学生になったあとも、なごりはつづいており、一度紙に書いてからwordにうつす。という二度手間をとっています。毎回、wordにうつったときには、なにかしら変わっています。でも、おかげですこしマシになっている気がします。
誤字脱字は、直らないですが。

記録がない!

中学生のころは、スマホもなく、家のパソコンにはwordも入っていませんでした。おまけにUSBもない。前述のように、紙に下書きしたものを、直接投稿ページに打ち込んでいました。
前述のように、紙に下書きしたものを、直接投稿ページに打ち込んでいました。人差し指でキーボードをたたくレベルなので、1000字ちょっとでも、何時間もかかりました。アルファベットの位置も曖昧でしたから。
そのせいで、ページが更新されたか何かで(時間かかりすぎ)、打ったものがすべて消えたなんてことも。

高校生からは、スマホのメモなどで記録できるようになり、なんとかなりました。

作業用BGM

中高校生のときは、ハマっていたバンドばかり流していました。
最近は、日本語の歌詞が邪魔するような気がして、ゲームのサントラか洋楽ばかりです。好きなアルバムをくりかえし聴くのは、今もむかしも変わってないです(笑)

オタクではない、と思うこと

①同人誌をつくったことがない
そもそも、つくろうと思ったことがないです。ぜったい完成までに、気がそれちゃいそうです。熱量が足らないなぁ……。
みなさんがみな、つくっていることはないと思うのですが、つくられている方と比べると、じぶんそんなにオタクではないのでは? と思います。

②コミケなどの即売会に行ったことがない
こちらも、行こうと思ったことがないです。薄い本がほしいとは思いますが……。
コロナ以前から、人が密集する場所がきらいです。たいして人のいない田舎の夏祭りでも、行かないくらいです。

③しっかりしてない設定
①とも通ずるのですが、なんか自アースがしっかりされている方いませんか?? 
わたしにはないです。どうやったら、そんなに設定が生まれるんだ。やっぱり、熱量の違いでしょうか。
こんな感じの1場面あるとよくね? で進めるわたしは、設定がわたあめ並みにふわふわです。

④資料は脳内と他人任せ
どんなキャラだっけ? 一人称は? どんな口調だっけ?
疑問に思ったときは、脳内か。あれば、スクショ。DVDとか持ってないことが多かったり、再びプレイしたりはしないので、ネットを彷徨います。だから、記録されている方に感謝です。

それでもつづけて、よかったこと

①自分の文章を見られるのが、平気に!
だからこうして駄文をnoteにも書けている、ということです。
ありがとう。厨二だった、わたし!

②モチベーションが上がる
二次創作をちがうサイトでしていますが、ここでは一次創作を置いています。
一次創作をするために、二次創作は大切です。二次創作の調子がいいと、必然的に一次創作もがんばれる。
たぶん、練習にもなっていると思います。自分とちがった人物になりきる、ことに。

だから、まだまだ二次創作もつづけると思います。なにより、楽しいので!


サムネのもとの画像は、ぱくたそさんから。


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