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素人小説を通じて地域課題を知って貰う。#未来のためにできること

素人小説を通じて地域課題を知って貰う  #未来のためにできること

人口減少、少子高齢化、公共交通の衰退、マイカー依存。
 この地域課題の解決策は、赤字の鉄道や路線バスを廃止にして本数の少ないコミュニティバス運行に切り替えるか、地方自治体が高額な公的支援という補助金を出す事で鉄道や路線バスを維持する事が解決策とされています。

 通常は、たいていの地方自治体には交通政策課という部署があります。

 貴重な税金を一部の人しか利用しない鉄道やバスの維持にあてるなら、道路維持、福祉や街の観光、商工業の補助に使うべきと言う意見、逆にマイカーに乗れない子供や高齢者、身障者を無視して鉄道や路線バスを赤字だからと見捨てて良いのかという意見。

 苦情は来るが、誰も解決の策は提案しない。

 「それは行政のする事ですよね?」

そういう無関心、無理解の中で……。

「もし、ある日当たり前に走っていた公共交通が突然ストップしてしまったら?」

素人小説ながら、実際の状況に似たシュミレーションをしています。

群馬県の榛名山を走る架空鉄道が不正工事で脱線。

地域の人達は、普段はマイカーがあれば鉄道やバスは要らないというが。本当に鉄道が走らなくなった世界はどうなるか?

「佐々山電鉄応援団」
それを、無料ネット小説エブリスタで投稿、
書籍版を文学フリマという素人小説の即売会で発売。

 泣かず飛ばすの状態から、ようやく固定読者がついてくれましたが殆どが交通関係の有識者と行政関係者、ある自治体の首長から御自身のサイトで広報をして貰いましたが、本来の目的である「市民の皆様に知って貰いたい動機付けの小説」にはなりませんでした。

 専門的な堅っ苦しい物語から、自動運転を研究する天才高校生集団、主人公達が活動する地域は第二次大戦後にアメリカの未返還領土でアメリカの軍事企業が狙っている、挙げ句にはライトノベルみたいな作風など原型を留めない駄作になりながらも、一部自治体様や大学の先生達のご支援を戴きながら書いております。

 このような失敗をしながら現在も、仕事の合間で書き続けておりますが地域課題、田舎の交通問題は簡単に解決できない事を痛感しております。
 

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