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作曲してみた

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2023年8月の記事一覧

作曲してみた41~24の前奏曲とフーガ⑲ハ短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑲ハ短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(2分45秒)

前奏曲:
 高さや調整を変えながら、同じ音型を繰り返していきます。

フーガ:
 「主調提示部-主唱ストレッタ-下属調提示部-主音保続/ピカルディ終止」という構造です。
 主唱は四分音符が主体で、一歩一歩踏みしめて歩いているような感じです。
 下属調提示部の答唱の後くる主唱の前半部分は、主音保続を伴います。

作曲してみた40~24の前奏曲とフーガ⑱変イ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑱変イ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(2分34秒)

前奏曲:
 三部形式で、常にいずれか二つの声部がカノンになっています。

フーガ:
 「主調提示部-嬉遊部1-平行調提示部-嬉遊部2-主調提示部-コーダ」という構造です。長い音符と短い音符を組み合わせて、緩急をつけています。
嬉遊部はともに反復進行で、1と2は反行の関係にあります。

作曲してみた39~24の前奏曲とフーガ⑰へ短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑰へ短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(1分40秒)

前奏曲:
 付点のリズムを使った、ゆったりとした行進曲です。

フーガ:
 「主調提示部-嬉遊部1-属調単独提示-嬉遊部2-平行調単独提示-主調提示部」という構造です。
 二つある主調提示部の答唱は、主唱の5度上ですが、いずれも和声的には属調ではなく、平行調や主調のドミナントになっています。

作曲してみた38~24の前奏曲とフーガ⑯変ニ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑯変ニ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(1分44秒)

前奏曲:
 音階と分散和音を基にした曲です。

フーガ:
 無窮動のスケルツォ風フーガで、「主調提示部-嬉遊部1-属調単独提示-嬉遊部2-平行調提示部-主唱ストレッタ-嬉遊部3-下属調単独提示-嬉遊部4-主調提示部-ドミナント保続/終結」という構造です。嬉遊部はいずれも対唱による反復進行です。