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#受験生

第七章 新たな日々 #02デートの約束

第七章 新たな日々 #02デートの約束

合格が決まり、大学が始まる4月までまずは応援してくれた人たちに報告とお礼の連絡をした。みんな本当に喜んでくれて、頑張ってきてよかった〜って心から思った。もう勉強しなくてもいいんだと思ったら何だか不思議な感じだったけど、好きなことできる!と思うと意外と何したらいいか分からないものだ。高田さんにもたくさん会えるし、、と思ったけど、意外と仕事が忙しかったりしてたくさん会える感じでもなかった。いつも彼から

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第七章 新たな日々 #01ようやく

「合格」ようやくその文字を見ることができた。ここまで頑張ってきてよかった。だけど、本当にたくさんの人たちに支えられて得ることができたと思う。家族、予備校の友達、先生、そして彼。

彼に合格を伝えると本当に喜んでくれた。これまでは勉強優先の日々だったから、これでやっと思う存分彼と会うことができるし、遊べると思うと嬉しすぎる。彼からは「大学に入ったらかっこいい人いっぱいいて、そっちに行っちゃうんじゃな

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第六章 物語の始まり #05そして終わり

第六章 物語の始まり #05そして終わり

ついにこの日が来た。受験本番。やるべきことはやった。緊張する気持ちを彼に伝えると、「大丈夫。やるべきことはやってきたんだから。」と言ってくれた。彼に言われる「大丈夫」がこれほどまでに心を落ち着かせてくれるとは、不思議。

試験は、出来る限りの力を出すことができた。あとは結果を待つのみ。これで本当に終わるんだなぁと思ったら嬉しいような、、でも、まだ結果が出るまでは分からないから複雑な気持ち。

第六章 物語の始まり #03お決まりの

第六章 物語の始まり #03お決まりの

あれから私たちのデートは決まって、公園か彼の家だった。私は学生、彼はアルバイトでお金がないのもあったけど、別に不満はなかった。

お気に入りは、井の頭公園。入り口近くにある焼き鳥屋さんで焼き鳥、コンビニでお酒を買って公園のベンチでゆっくりおしゃべり。それだけでもう楽しかった。彼の家では、DVDを借りてきて観たり、彼の描いた漫画を読ませてもらったり、彼がご飯を作ってくれたり。こんな幸せなことがあって

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