アトリエ竹/多様性を育むアートセッション

★臨床心理士/公認心理師/セラピスト/アーティスト ★障害のあるお子様から、悩める大人…

アトリエ竹/多様性を育むアートセッション

★臨床心理士/公認心理師/セラピスト/アーティスト ★障害のあるお子様から、悩める大人の方まで ★アートで自分を癒す方法を伝授 ★沖縄県八重瀬町 ★家庭訪問/レンタルスペース/オンライン ★HP https://sasa-39.jimdofree.com/

最近の記事

私が絵を描いているのは

アーティストという肩書きで活動していると、「絵を描くってすごいね」「私にはできないことをしていて、すごい」とよく言われます。 そんな時に頭をよぎるのが、中学の時の美術の先生。 人生で初めて「その抽象的な表現、とても良いね!」と言ってくれた人。 私は、それまでも絵を描いていたけど、自信は全然なかったし、他者に作品を見せるなんて怖くて出来なかった。 いつも机の上にラクガキしては、すぐに消しゴムで消していた。 それが「こういう自分でも絵を描いていいんだ」と思えた。 それ

    • セルフケアの大切さー自分で自分を癒すー

      良質な心理的援助とは何かを考える時、ひとつのポイントが 『セルフケアができるようになること』 心理的援助には多くの種類があり、セラピストによって進め方が異なるものですが… 良質な心理的援助の共通点が『利用者さん自身が自分で自分を癒せるようになること』です つまり、方法は色々あるけれど、『最終的にセルフケアスキルを獲得するというゴールに向かっていること』が大切なんです 心理的援助を求めている人は、『癒されたい』と思っていますし、特に『セラピストに自分を癒してほしい』と

      • 自分で気づくことの楽しさ

        アートを使った心理援助をしているというと、「描いたものから、心理状態が分かるんですね!どうやって読みとるんですか?」と言われることが多くあります。 もちろんそういう援助法もあるのですが・・・ 私のセッションでやっている表現アートセラピーは、セラピストの『分析』はせず、本人が表現の過程で自分の感情や考えに『気づく』ことを目指します。 『気づく』とは、他者に『指摘してもらう』『教えてもらう』こととは全く別で、自分で『発見する』こと。 なぜ『気づき』が大切なのか? ここで

        • 表現アートセラピーとは?

          アトリエ竹のアートセッションでは ・作品の評価・分析をしない ・絵・言葉・体の動きなどの表現を繋いでいき、より深く自分の気持ちに気づいていく!このプロセスが癒しにつながる ・一人でやるよりも他者と一緒に感想をシェアすると効果が大きい ・一度だけでなく継続することが大切、自分の感情により早く、明確に気づけるようになる アートセラピーと聞くと、作品からその人の状態を読み取ったり、分析するものをイメージする人が多いのですが アトリエ竹のアートセッションは「表現アートセラピー」の

          障害があるとかないとか…

          臨床心理士というお仕事をしていると、 「この子は障害があるんでしょうか?」という親御さんや 「障害特性のせいで不登校になっているんでしょうか?」という先生に よく会うことがあります。 障害があるかもしれない→ちゃんと生きていけるのか心配 不登校→原因を知りたい と、気になってしまうのは分かるのですが、 心配や原因探しばかりをしていると、 親子さんも先生も、もちろん結局は本人が、 どんどん苦しくなるな~と思うことがあります 『障害』『不登校』というコトバでその子への対

          ネガティブ感情とのイイ付き合い方

          落ち込み、不安、怒り…ネガティブな感情が長々と続いて、辛くなった経験はありませんか? あるある!よくある! このところ、毎日だよー😭という人へ 私もそのひとりです… ネガティブな感情って、すごいエネルギーで、冷静な考えも、とるべき行動もどっか行っちゃうもの! ずっとグルグル考えたり 感情にただただ圧倒されて身動き出来なかったり しんどいですよね! でも!今は、 私は、ネガティブな感情を感じても、長々と引きずらなくなりました 楽になったんです それはなぜか?

          ネガティブ感情とのイイ付き合い方