突然ですが、おすすめ絵本。
「ぼくのジィちゃん」
くすのきしげのり/吉田尚玲
佼成出版社
運動会って、運動得意な子以外には、まぁまぁ緊張したりドキドキしたり不安になったりする、イベントだと思うんです。
普通の顔してでもちょっと、頑張ったりしたいとか。
この絵本、ふざけたり甘く見たりおもしろきゃいいじゃんみたいにすすめてると思う子もいるみたいです(笑)
しかし、ちゃんと笑かして、いっしょにドキドキして、どうなる⁈みたいに身を乗り出す場面も用意されています。いやあ、すごい。
ちゃんと、寄り添って、アドバイスくれます(ニヤリ)。
ワタシの少ない経験では、1年生から6年生まで、ちゃんと届いた感覚がある、すごい絵本です。
読んだあとには、ことあるたびに
「速く走るコツはー…」
のアイコンタクトで、魔法の呪文を笑ってこたえてくれる、そんな絵本です。
現実問題、日常にまぎれる実は本人にはいくらか負担になってるような、そういうことを乗りこえるヒントって、こうやって笑って聞き流した絵本や、通りすがりのオトナの力入らない小さな過去話にある気が、ワタシはしています。
あくまでも、
みんな、自分で乗り越えるから。
ジィちゃんは、
普段は子どもに「もう!ジィちゃんは…」
と言わせてくれる
超かっこええ人生のセンパイです。
ふぅ。
かくありたいもんです。
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