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詩|21グラム

無機質な明日が手をふる
その横で僕は青いため息
勢い余ってエクトプラズム一体
体重が21グラム軽くなった
吸い込む息と帰るエクトプラズム
何色だったか見ておけばよかった
元に戻った体重は間違えている
例えばグラムとキログラムを
あるいは僕と獏を
心と体が完全に不一致だ
動けないのは漬物石のせいだ
胃の奥に誰かの忘れた漬物石がある
僕はこれから水が上がるのを待つのみ
エクトプラズムを吐くか
溢れ出した水分を吐くか
いずれかを吐き出したあと
僕が干からびていないことを祈る
できれば熟成されていますように
とりあえず今日は塩をふる



魂の絵を描いて、前に書いた詩を思い出したので書いてみたが、
自分でも何を考えているかよくわからない詩だなと思いました。

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