理科は何を学ぶ教科?
大分前のnoteに国語は国語科、英語は英語科というが何故理科は理科なのかという話を書いた。
謎はあれからしばらく経っても解決される事はなく喉の奥の奥で薄っすらと引っ掛かっていた。
そんな時、この話を理系の友人にした。
「国語科は国語を学ぶ所。英語科は英語を学ぶ所、ならば理科は何を学ぶところだと思う?」
うーん。その理論でいけば"理(り)"を学ぶ所?でも"理(り)"ってなに?
「"理(り)"には別の読み方がある。文系なら分かるでしょ。」
ことわり?
「そう、ことわり!あくまでも私の個人的見解だけど理科はことわりを学ぶ所。」
ことわりを学ぶって何?
「世の理って言葉があるでしょ。世の理って言うのは世の中の道理、道筋みたいな意味で理科はそれを学ぶ学科。理科で習う事は全て世の理にある。」
世の理にあるってどういう意味?
「なら、因果関係にあるって考えてみ。因果関係の"因"は原因、"果"は結果。物事には必ず原因があってそれに対し結果が伴ってくる。理科はその両方を学ぶ所って事。だから世の理にあるってこと。」
なるほど。
なかなか友人は頭が切れる人だったらしい。
これでモヤモヤも取れた。
世の理にあると考えると理科を学ぶのが少し楽しくなるかも知れない。
皆さんの明日がより良い一日になりますように
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