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1分で読める短編小説【自販機の名前】2話/全6話

【自動販売機】
それが私だ。

今日は、親子が飲み物を買っていった。
飲み物を買ってもらった娘が母に、
「あけて!あけて!」
とせがんた。

母は仕方ないわねと、缶ジュースを空け、娘は嬉しそうに飲んだ。

「おしいー!」
と向日葵のように笑い、
「自販機さんありがとー。」
と頭を下げて行った。

一仕事100円と少しと、ありがとー。
それが私だ。

・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

2話目(全6話)

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