親友と行くヨーロッパの国々③
2019年7月27日〜8月3日
ロンドンパリ旅行
《旅人紹介》
松田…レポを書いてる人。ベルばらのルイ15世が天然痘で亡くなる場面がトラウマ。好きなシーンはジェローデル少佐のプロポーズ。
さきこ…食の伝道師。美容の伝道師でもあり、ファーマシーでは大変な買い物をすることになる。
前回↓
のわーっ!! 今日はパリに移動するどお! その前にウエストミンスターに寄ります。朝ごはんをPaulでいただいた。クロワッサンの種類たくさんあって選ぶの大変だった。フランボワーズナントカ、君に決めた!
ウエストミンスターすごかった。建築の美しさ、歴史の厚みを堪能した。日本語解説のオーディオ機器があったので借りた。勉強になった。
そして雨だった。折りたたみ傘はスーツケースの中。おバカさん二人。ずぶ濡れの私たちに後ろの家族が傘を傾けてくれた。
そんな名残惜しいロンドンともお別れ。イギリスからフランスへと、英仏海峡トンネルを通るユーロスターに乗って移動します。駅にあった老舗スーパー、マークス&スペンサーで昼食を買い込んで列車に乗り込む。ここでもレモネードを入手。これ爽やかで美味しかったな!
そしてサーモンのサラダ。これがパリ滞在中の私を狂わせた……超おいしかった。
私はばっかり食いの癖があって、普段の生活でも、味覚にズバッと嵌まる食材があると毎日、数週間食べ続けてしまうことがある。このサーモンが超絶美味しかったせいで、パリではサーモンばっかり食べることになった。
パリ到着ーっ! 降り立って一番衝撃だったのは空の高さ。ロンドンも空タッカ、って思ったけどパリの空の高さすごい。影もものすごく長く伸びる。空気が乾燥しているからなのだろう。島国とは水蒸気の量が違うから高く感じるんだと思う。日本も秋冬のほうが空が高いし。
凱旋門。雲の感じがすごい。私は雲の形一つで感激しちゃうお手軽な人間なので心臓持っていかれそうになった。奥行き感が違う。
道というか広場。いちいちデカくてびびる。
パリで初めての夕飯。ちょー美味しかったサーモンとマグロのケーキ。ああサーモンあなたはどうして美味しいの。
そして眼前で燃え上がるスフレ。あなたはなぜ燃えてるの。
凱旋門通りのセフォラ(化粧品チェーン店)で拙い英語でなんとか意思疎通を図り、手に入れたZOEVAのアイシャドウパレット。ドイツのメーカー。日本では売ってなくて、旅行前からゼッタイ購入したいと機会を覗っていた。かわいい。もう本当に可愛くて愛しい。
これをホテルに戻って開いた時幸せだったなー。
パリ二日目、街並み。テンションが上がるものしかない。こういう街を歩くと、創作物の中で描かれる日本が現代的な建物やネオンで囲まれていることに納得する。ロンドンもパリも当たり前に古い街並みが残ってるんだなあ。
本日の朝ごはんは……こちら!浮かれたカーニバルブルーを着ているのが私です。
たくさん運ばれてくる。朝からこんなに食べるのかフランス人は。渦巻きのバター、謎に遠慮しちゃったけどもっとたくさんつければよかった。
ベルばらを愛読していた子ども時代から憧れだったその飲み物の名は……chocolat! フランソワ家を飛び出したロザリーを迎えにオスカルが貧民街へ行って、ボコボコにされてロザリーに介抱される。
ロザリーを匿っていた家は当然貧しく、野菜のかけらが入ったスープをオスカルに出すと、オスカルは食事の前に何か飲むものはないか?ショコラとか……みたいなことを言う。それに対しロザリーは、申し訳ありませんこれしかなくて、といった返事をする、このシーンで知ったショコラという飲み物に憧れ続け、私はやっとそれを口にしたのだった!!!!
濃厚なチョコレートで甘くて温かくて、本当にこんなもんを食前に毎回飲んでたんですかフランス貴族は!?となった。でもまた飲みたい。最高だった。
余談だが、カーニバルブルーを着て優雅な朝食タイムを過ごしていたその時、私の背後には愛沢エミリ氏が座っていた。カメラを担いだ取材班が物々しかったが私は彼女を存じ上げなかったので、さきこだけが緊張していたそうだ。
彼女はインスタグラムにストーリーを上げていたのだが、私のカーニバルブルーが彼女より大目立ちしていたためか、他の都合があったのか、ストーリーはすぐに削除されてしまった。
下の画像で右端に写っているのが私のカーニバルブルーである。撮影の邪魔をしてしまい申し訳なかった。ここにお詫び申し上げる。
テーブルに並べられたきらびやかなお菓子をほとんど残して次の撮影に向かってしまわれたのはなんだか残念だった。我々が食べたものより数倍高級そうなお菓子たち。盗み食いすべきだったか?
この後はベルサイユ宮殿へ向かう。そこまで書きたかったけど写真の量が多いので、今回はここまで。
次↓
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