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映画 『グランド・ブダペスト・ホテル』

私は大学二年生の時、初めて海外旅行に行きました。

行き先はデンマークで、あまりに飛行機の乗る時間が長いものですから、初めての飛行機でうまく眠れなかった私は映画を見ることにしました。

北欧の飛行機会社では日本語字幕の作品は少なく、うーんうーんと悩んだ結果見つけたのは素敵なパッケージのこの映画でした。



『グランド・ブダペスト・ホテル』

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ウェス・アンダーソン監督・脚本による2014年の作品です。

始まりは映像がかなりレトロ調に作られており、何年に作られた映画か確認してしまいました。


この、ピンクで素敵な映画が私の今まで見た映画で一番のお気に入り作品になるのです。



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映画はアナログ画面サイズでほとんどシンメトリーに作られていてどこか毒のある可愛さがあります。音楽やセリフもテンポがいいながらも不思議な雰囲気で、見て3分もしないで「なんて素敵な映画何だろう!」と思いました。



時は遡り1985年、書斎で作家は語る。「作家とは無から有を生み出すのではなく、作家と知られると自然と物語が集まる」と。彼にとって印象深いのは、1968年、ズブロフカ・アルプス麓の町ネベルスバートにある『グランド・ブダペスト・ホテル』で、とある老紳士から聞いた物語だった。




こんなホテルに泊まりたい! 映画で“妄想”チェックイン



この作品では1900年代初頭から21世紀にかけて時代を巡ります。

舞台となったグランドホテルと、そのホテルマン、そして話の主人公である作家がとある老人に聞いた話が並行して進んでいきます。


恋愛や人生、家族、様々なことをテーマにどこか明るく、どこか暗く、可愛く、ウェスアンダーソン監督の独特の魅力が詰まった作品です。



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何より小物や画面、背景、キャラクター衣装などが可愛いこと!

この映画の一番の魅力だと思います。

レトロ小物好きにはたまりません。



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映画はもちろんですが、その画面の美しさ故にこの映画の写真集(大きいのと小さいのがあります)を多くの書店で見つけることができます。

私も欲しいのですが、どうせならちょっと高い箔押しの大きい本の方を!と思いまだ買えていません。。。。欲しいなあ。。。



ぜひチェックしてみてください💘



ではでは。



さり






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