実話に基づいた小説【沖縄物語】 第１３話

【女王バチとの出会い】

私は時々旅に出ます。

そこで色んなイキモノと遭遇します。

ある時、旅に出かけたら女王バチと出会いました。

女王バチは人間の姿を変えているので
周りには人間の女性として映ってる。

元々女王バチは生まれた時には天使だった。

天使としてこの世に生まれて時代と共に
女王バチへと変化していった。

女王バチの前は蝶々でした。

蝶々になって色んな所を飛び回ってました。

蝶々時代は自由気ままで楽しかっただろうね。

自由で気ままな時代は長くは続かなかった。

自由の意味を履き違えたんだろうね。

楽しかった蝶々から女王バチになった君は
本当は女王バチになるつもりはなかったのかもね。

たまたま女王バチになったら
女王バチの楽しさを知ってしまったんだね。

不自由な暮らしの中で君は楽しさをみつけた。

君は時々、女王バチの姿が現れる時がある。

周りは気付かないけど
よそから来たイキモノにはその正体がバレてしまう。
焦った君はバレることを恐れて刺してくる。

刺されたイキモノは君の側から離れていく。

そうやって君は女王バチとして何年の時を過ごしたのだろう？

そろそろ女王バチから卒業しようよ✨

ヒカリの指す方へ歩いていこう。

君は時々匂いを放つ
それは君の心が寂しい時
みんなに囲まれて過ごしているけど
本当は１人の愛が欲しいだけなんだよね💖

でもね、愛は求めるものではなく
与えるものだよ🍀

天使として生まれてきた君は
沢山の愛に包まれて生まれてきたんだよ。

天使として生まれ
蝶々となって自由になり
女王バチになった今君は
それを忘れてしまってるだけだよ。

天使の頃を思い出してごらんよ✨
その時君はナニになりたかったのかな？

今ならまだ間に合うよ。
女王バチを卒業して
新たな旅へ出かけよう🎵

君の歩くみらいには
ヒカリが指してるから✨

一歩踏み出す勇気
今の君なら出来るから大丈夫だよ。

コロナが君に教えてくれたこと。

君に幸あれ🌈