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自分を守るために自分を許す

自分をどう守るか


前回の記事で、「自分を許していないことに気がついた」と書きました。

記事の通り、以前の私は、「私には幸せになりたいなんて望んではいけない」と思い込んでいました。

だから、この先どうなりたいとかどうなっていたら良いかとか聞かれても何も出てきませんでした。

原因は、とにかく自分のことをダメな人間だと思っていたことです。

ブスな私はダメだ。
上手く話せない私はダメだ。
全員から好かれない私はダメだ。
親の期待に応えられない私はダメだ。
何の価値も無い私はダメだ。

そうやって自分にダメ出しをしていると、「こんなダメ人間が幸せを望むなんておこがましい」と考えるようになりました。

望んだら人から笑われるから、望んじゃダメだよ。
自分でブスだと分かっていれば、誰かから「ブス」と言われても傷つかないでしょ。
人から好かれないと思っていれば、嫌われても傷つかないでしょ。
最初から「幸せになれない」と思っていれば、期待しなくて済むでしょ。
期待しなければ傷つかないよ。

こう自分に言って自分を許さないようにしていたんです。

皆さんには、これはどう見えますか?

私は自分で自分を責めたり傷つけたりしていると思っていました。

でも、俯瞰してみると見方が変わりました。

本当は、自分のことを守っていたんです。

傷つきたくないから、最初から自分のことを傷つけておく。
他の人になんて傷つかせない。

そうやって必死に自分を守っていたんです。

それに気づいたら、自分のことが健気に思えてきました。

過去の私は「自分で自分を許さないことで自分を守る」という方法しか知らなかっただけ。

そんな私自身を見て、「お疲れ様。よく頑張ったね」と自分に声を掛けてあげられました。

そして、「もう許してあげよう」という気持ちが湧き上がってきました。

それからはアファメーションをして「私は私を許します」という言葉がけを毎日しました。

次第に「私は幸せになってもいいんだ」、「私は自分のことを好きになりたい」、「自分らしく生きたい」と心から思えるようになり、オンラインサロンに参加したりイメコンを受け直したり、コーチングを勉強したりと色々な行動をできるようになりました。

行動できるようになると出会う人や情報も変わって、少しずつ自分のことを受け入れることができるようになり、自分のことを好きになれました。

そうやって少しずつ前に進むことで自分の軸も出来てきて、今はその軸が私を守ってくれています。

ネガティブな情報や言葉は受け流すようになれたし、傷ついたとしても立ち直りも早くなりました。

自分を許すことで自分を守れるようになったんです。

もしも今、自分を傷つけてしまっている方がいたら、すこし離れたところから自分を見つめてみてください。

今までとは違った見方が出来て、自分に優しくなれるかもしれません。


コーチング

この変化が起きたのは、コーチングを受けたからです。

コーチングで過去の問題と深く向き合えたことで、過去の経験が原因で自分を許せないということ、自分を許せないのは自分を守るためでもあったということに気づき、行動が変わっていき、自分も変わっていきました。

この経験があるから、私はカウンセリング領域も扱えるコーチになりたいと思っています。

コーチングは目標(自分らしさ)の発見と実現を目的とするものなので、カウンセリング領域はコーチングの主立った目的ではありません。

だけど、私のようにカウンセリング領域を受けないと目標すら考えられない人、過去の問題を解決しないと行動できない人もいる。

そんな人たちを問題解決から目標実現まで私がサポートしたいんです。

もしかしたら他の人よりは時間がかかるかもしれない。
何なら私は1年半かかってようやく変化を実感できるようになりました。

そんな私だからこそ焦ってしまうことも知っているし、焦らなくても大丈夫なことも知っています。

だから「こんな私でも変われたんだからあなたも大丈夫だよ。一緒にやろうよ」って伝え続けたいし、クライアントさんとは長く関わっていきたいんです。

まずは自分らしさ発見マスターコーチ®になる必要があるので、今は勉強を頑張ります。

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