長澤知之は「考えるな。感じろ」
昨日放送された「関ジャム完全燃SHOW」で、石崎ひゅーいさんが「一番影響を受けた人」と紹介した長澤知之さん。
独特な声と世界観で、好き嫌いが分かれてしまうアーティストだと思って、今まであまり人に紹介してきませんでした。
でも、番組の出演者の反応が(私から見ると)「誰これ?」、「いまいちわからん」という感じだったのが悔しかったので、今回紹介させていただきます。
とは言っても、長澤さんの魅力を言葉で表現するのが難しくて、書きながら「どうしよう」と思っています。
長澤さんの楽曲って「考えるな。感じろ」というものが多い。
だから、なかなかいい言葉が見つからないんです。
私は「考えるな。感じろ」という言葉が苦手で、言われても「え?感じるってどういうこと?」となるのですが、そんな私でも何かを感じるんです。
それくらいすごい。
(伝われ…!)
私が長澤さんをはっきりと認識したのがこの「蜘蛛の糸」。
2017年のオーガスタキャンプがテレビで放送された時でした。
テレビ越しでも気迫が伝わってきたというか、心臓を殴られたような感覚があって、息をするのを忘れるくらい釘付けになりました。
それまではなんとなく「オーガスタ(秦基博さんやスキマスイッチが所属している音楽事務所)の人」程度にしか知らなくて、曲を聴いたことはありませんでしたが、この一曲をきっかけに長澤さんの色々な曲を聴くようになりました。
怒りが出ている曲や、傷をえぐられる曲もあれば、優しく言葉をかけてくれるような曲もあって、引き込まれるようになりました。
ただ、私にとって長澤さんの曲を聴くときは覚悟が必要で。
「また痛いところ突かれるんじゃないか」という怖さ、自分の気持ちを自分の言葉で表現していることへの嫉妬心、「代わりに言ってくれてありがとう」という感謝の気持ち、「こういうこと思ってもいいんだ」と赦しを得たような気持ちが複雑に絡まり合って、その自分の気持ちに向き合う覚悟がいるんです。
歌詞も聴いてすぐにわかるようなものは少なくて、でも何かが刺さる。
だから「考えるな。感じろ」なんです。
ここまで書いて、私の今の語彙力では長澤さんの魅力を伝えられないことに気づいたので、私が好きな長澤さんの曲を貼っておきます。
一人でも長澤さんに興味を持ってくれる方がいたら嬉しいです。
・「僕らの輝き」
・「P.S.S.O.S.」
・「ソウルセラー」
・「宙ぶらの歌」
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