この衝動のまま突き進みたい
ゆず 「ヒカレ」
初めて歌詞が言葉として聴こえてきた。
2014年に発売されてから今まで、音源でもライブでも何度も聴いてきたけど、歌詞が頭に入ってこなかった。サビで「ヒカレ」と言っていることだけはわかっていたけど、ただの音に過ぎなくて、何を歌っている曲なのかはわかっていなかった。
私はゆずが好きだけど、悠仁が作る曲はちょっぴり苦手というか、アレルギーがあるというか…
私には綺麗すぎて、眩しすぎて、受け取れなかった。
だから、少し斜に構えていたり、一度聴いただけでは何を言っているのかわからない岩沢さんの曲が大好きだ。
それなのに、今日突然、「ヒカレ」が入ってきた。
歌詞ひとつひとつが聴こえてきて、初めて「ああ、こういう曲だったんだ」と知った。
諦めていた夢に向かって一歩踏み出す歌。
どうやら最近の私は、こういう歌が響くみたいだ。
松室政哉さんの「夢煩い」も
秦基博さんの「青い蝶」も
夢や幸せを掴み取りたい、叶えたいという私の気持ちを刺激してきた。
「ヒカレ」を聴き進めていると、不思議な感覚になった。自分の中で何かがぐわっと突き上げてくる感じ。涙も込み上げてきた。
歩きながら聴いていたので、涙をこぼさないように空を見上げた。そうしたら、突き上げてきたものが自分の中から出て空に昇っていくような感覚があった。
何かが変わった気がした。今までの自分とは違う自分になった気がした。
何がどう変わったのかはわからないけど、そんな気がしたんだ。
私は新たな道に踏み出したんだろうか。
そうだと信じたい。
今までも「本気で夢を叶えたい」とか「今度こそ」と言っては失速してきた。その度に「私はダメなやつだ」と自分を責めて、そんな自分を責める自分も責めて、責めの無限ループに陥った。
けれど今は、このまま進める気がする。
曲を聴き終わってから、改めて歌詞を読み直した。
私に起こったのはこれかもしれない。
きっと始まりを告げる音が鳴ったんだ。
何度目だろう。もうわからないほど今までも鳴っていたけど、今回はいつもより大きい音で鳴ったんだと思う。
この衝動のまま進めるところまで突き進みたい。
無理矢理ポジティブになる必要はない。
じっくり自分と向き合って、昨日より今日の自分を好きになる。
自分自身も挑戦しているライフコーチです。
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