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野菜も洗える洗剤って?

こんにちは!サラヤ広報のヒダです。

もうすぐ4月。やっと暖かくなってきましたね。スーパーにも春野菜が多く並んでいます。新ごぼうに新じゃがいも、春キャベツ…。新玉ねぎも外せませんね!旬の野菜を使ったお料理をするのが楽しい季節です。

みずみずしい春野菜は、皮ごと調理していただく方も多いのではないでしょうか。皮のまわりに栄養があるとも聞きますよね!今まで皮は全部剥いてしまっていましたが、この春は皮も一緒に料理してみようと思います。

そうそう、そういえばお客様からよく「ヤシノミ洗剤って野菜も洗えるんだ!」とコメントをよくいただきます。

そうなんです、ヤシノミ洗剤、実は野菜も洗えます。なんたって商品名に「ヤシノミ洗剤 野菜•食器用」と入ってますからね。

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私は野菜を洗剤で洗う文化が無かったので、ヤシノミ洗剤について知る前は「そんなことして大丈夫?」と思っていましたが、その理由を知ると納得の理由がありました。

今回は、なぜヤシノミ洗剤は野菜も洗えるのかということを書いていきたいと思います。

なぜヤシノミは野菜・食器用洗剤なのか

ヤシノミ洗剤が販売されたのは約50年前の1971年。当時の農業では農薬だけでなく堆肥も使用し野菜作りをしており、野菜表面に寄生虫の卵が付着している恐れがありました。だから、野菜を洗剤で洗うのは昔は結構スタンダードなことだったようです。

現在では農業の発達で当時ほど衛生的な心配がなくなり、大手企業は野菜の洗える中性洗剤※から、よりニーズの高い弱アルカリ性や弱酸性への洗剤へと処方を変更していきました。(※食品衛生法上、中性洗剤しか野菜が洗えると表示することはできません。)

そして、ヤシノミ洗剤といえば50年前からコンセプトを変えずほぼ処方も変えていないので、今も変わらず野菜・食器用の洗剤として販売しているのです。

現代においての野菜洗い

現代でも野菜を洗剤で洗うということがなくなったわけではありません。寄生虫対策ではなく、残留農薬やワックスを洗い落とすために使用されているようです。また、より衛生に気を配る必要がある飲食店などでは今でも中性洗剤が野菜洗いに使われています。

食材を余さず使う・栄養をすべていただく皮ごとの料理がもっと主流になれば野菜を当たり前に洗剤で洗う時代がまたやってくるのかもしれませんね。

洗剤で洗わない派の広報ヒダが洗ってみた

せっかくなので、普段は野菜を水洗いのみの私が家にあるヤシノミ洗剤で野菜を洗ってみようと思います。

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洗うのは、家にたまたまあったメークインとビーツです。

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(終売となったヤシノミプッシュプルタイプを使っています……)

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洗剤を付けたスポンジで野菜を洗っていきます。普段野菜に泡が付くことがないのでちょっと緊張感。

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スポンジにはこんなに泥汚れが。目に見える部分で洗剤の作用がすごいのかはわかりませんが、水+手洗いよりもスポンジでゴシゴシこすったほうが表面の汚れを落とすという意味では良さそうだと感じました。

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洗い終えました。ピカピカですね!

これからジャガイモは電子レンジでじゃがバターに、ビーツはお湯でぐつぐつ煮て細切れにして冷凍します。映えないので写真は撮りません!

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野菜を洗剤で洗うという行為を少しでも身近に感じていただけましたでしょうか。ぜひ一度お試しください!

ありがとうございました!

【おまけ:ヤシノミ野菜洗い使用上の注意】

・野菜・果物を洗う時は、5分以上つけたままにしない。
・流水の場合、食器および調理器具は5秒以上、野菜・果物は30秒以上、ため水の場合は水を替えて2回以上すすぐ。

出典 日本石鹸洗剤工業会 https://jsda.org/w/03_shiki/a_sekken27.html

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