No.6 【全体のストーリーを作る】~①「だれ」に「なに」を伝える~
No5までは、スライド全体の設定の仕方を説明しました。
スライド資料作りに表裏があるとすれば、表面はパワポを操作してデザインを考え一枚一枚を作る楽しい作業ですが、裏面は全体構成を考えスートリーを仕立て、聞き手に届くように何回も試行錯誤する苦しい作業です。
今回もパワポ技術から少し離れて、ストーリー仕立てについてお伝えしたいと思います。
スライド資料の書き出しって、どうしたらよいか戸惑いますよね。
伝える相手をイメージする
「だれ」に「なに」を伝えたいのかを決定します。それも、かなり具体的に考えてみます。
「だれ」を具体化する
あなたはこれから作る資料を「だれ」に伝えたいのでしょうか?
「みんなに」伝えたい!という思いを深堀し、絞り込んで考えてみましょう。
「セミナーを聴きに来てくれるみなさんに」と絞り込むだけで「私の話に興味がある人たち」と絞り込めますね。
さらに、話を聴きに来てくれた人たちのなかでも、どのような人をターゲットにするか考えます。
ターゲットを絞り込む例
「玄人の人たちに伝えたい」のか「素人さんに教えたい」のか(伝える内容の専門性の深さ)
「伝えたい年齢層」(伝えたい年代)
「男性」なのか「女性」なのか(伝えたい性別)
「自主的」なのか「強制的」なのか(聴きに来るスタンス)
たとえば「これから始めてみようと自主的に思っている、30歳代から40歳代の男性」と絞り込むことによって、イメージが決まりますね。
伝えたい相手を具体的にイメージすることによって、どのような雰囲気の資料にするか決まってきます。
「なに」を絞り込む
伝えたい相手が「なに」を知りたいのかを考えます。
「自分が主張したいものはなにか」を資料にしてしまうと自分勝手な資料となってしまいます。
あくまでも聞き手が欲している内容を伝えるという心構えが必要になります。そのうえで、「自分の主張も織り交ぜる」というくらいが程よい資料となるのではないでしょうか。
たとえば、
「だれ」が「これから始めてみようと自主的に思っている、30歳代から40歳代の男性」であれば、
「なに」は「初歩的な内容を伝える中に、自分の成功体験談も交えて説明る」ことになりますね。
次回は、ページ構成(ページネーション)を作成例を挙げながら考えてみましょう。
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