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Vol.4 え! 空手って蹴るんですかぁ?

さらだJKJたまこです。(※JKJ=熟年空手🥋女子)
新宿・武道学館に入門してそろそろ11ヵ月。
昨年暮れの昇級審査でオレンジ帯1本線9級になったばかりの初心者です。
還暦過ぎて(JKJさらたまは62歳目前で)空手を習い始めたはいいけど、
大人になってからはずっとスポーツと縁のない生活で、
しかも生来の運動音痴!
最初は大丈夫かしらん?と思ったのですが、
自分でも驚くほどハマっています。
なぜハマったのか未だによくわからないのですが・・・
思った以上に自分が不器用で、上達が遅く情けないほどヘナチョコなのに?
しかも、熟年世代には結構ハードな(運動ですから!)稽古なのに?
それでもヘナチョコなりに楽しめる何かがあって、道場が私を呼ぶのです。

さて、今回は、JKJ熟年空手女子さらたまが最も苦手なひとつ、
「蹴り技」の成長記録をお見せしちゃいましょう!
悲しいとき、ぜひこの動画をご覧ください
腹がよじれるほど笑えて、元気出ますよ!
押忍👊🥋

JKJ 今日も蹴ります! 蹴りま~す!

冒頭の動画は、令和3年4月の入門して、およそ10ヵ月経った時点での
回し蹴りの稽古の成果です。

いろんな種類がある蹴り技の中でも回し蹴りは、膝を抱えながら足を横から回して蹴り上げるので、かっこよく決まると空手やってる感が倍増します。

しかしながら、JKJは蹴りが苦手で、オレンジ帯になっても、なかなか
かっこよく決められず、まだまだまだまだ・・・なんですが・・・
それでも、入門したての頃の初めての回し蹴りと比べれば、
JKJ熟年空手女子なりに進捗しているかなと思います。

思い起こせば、初稽古で「空手って蹴るんだ! こんなにガチに!」
とざわつきました。
まあ、普段の生活で、脚なんてほとんど上げませんからね!
階段も上らず、エスカレーターに頼り切って生きてきたJKJに、
いきなり蹴れって言われても困る。
脚、そんな簡単に上んねぇよ!

そんなJKJが、令和3年4月の入門間もない頃に、
初蹴り(本人は回し蹴りのつもり!)をしたときの動画はこちら↓

ミット(防具)に蹴りを打ち込む初稽古。
ミットをもって動画に登場してるのは、武道学館で熟年世代の道場生たちを
みんな黒帯にする」と熱い指導をしてくださる三好先生です。
(なので、JKJさらたまも古希を目標にマジで黒帯目指すことに!)

さて、「とにかく何も言わないので、好きに蹴っていいですよ」と先生に言われて力任せに蹴った初蹴りは・・・
おばちゃん丸出しの体当たり弾丸だあ!
当時の体重は63kg!(空手効果で10ヵ月後は53kgに!←この話は別途💨)
しかし、この動画、何回見ても笑えます!(本人は必死よ!

私が空手を続けようと思ったのは、稽古を続けたら、こんなハチャメチャな回し蹴りでも、上手く蹴られるようになっていくのか、そのプロセスを見てみたい、見て欲しいという好奇心と野望からです!

もも蹴り3年! 練り8年!

入門4ヵ月(左)と10ヵ月(右)の回し蹴り

上の写真は、入門4ヵ月たった時の回し蹴りと10ヵ月後の回し蹴りの比較。
4ヵ月目になると、初蹴りの時に比べると随分カタチになってきたなと
思ったのですが、10ヵ月と比べると、まだ力任せに振り上げて、上半身も
ガチガチで倒れてます。
それから半年、体幹が少し整ってきた感があります。

身体がしなやかで、運動センスのいい人であれば、短い期間でも集中して稽古すれば、あっという間に体得し、かっこいい回し蹴りができちゃうんでしょうけど、JKJさらたまはそうはいきません!

JKJは身体が重く、硬く、筋肉がないので、本当に時間がかかります。
「桃栗3年柿8年」や尺八の「首振り三年ころ八年」的に、JKJ熟年空手女子も
「もも蹴り3年練り8年」という標語を掲げて、じっくり時間をかけて蹴りを稽古していいこういと思います。

三好先生曰く「空手はね、稽古すればある程度のところまで上手くなるけど
必ず壁にぶち当たる。でもそこから練って練って練っていくとね、また違う景色が見えてくる、だから面白いんですよ」と。

まずは稽古を続けて、亀の歩みのJKJでも3年経ったら今とはかなり違う回し蹴りができるようになっているかと。そして、練って練って8年経てば、古希を過ぎているので目標の・・・黒帯に相応しい回し蹴りで決められるようになるぞと!
3歩進んで2歩下がるでもいいので、着実に1歩ずつ成長して行きたいなあ。

さて、おまけに、入門2ヵ月目のJKJさらたまの回し蹴りをご覧ください。
とにかく必死でございます!
稽古では、回し蹴りは通常でも最低30回は脚を蹴り上げて練習します。
多いときは50回、たまに100回!なんてことも(マジかw!)
始めてしばらくの間は、動画のようによろよろしながら、脚を振り上げるのみ!
なかばやけのやんぱちです(爆)

このよれよれの回し蹴りに対して三好先生のアドバイスは
「蹴りは軸足でコントロールする。ここを身体が理解していくと劇的に変化します」と。
このときは、軸足でのコントロールというのが、さっぱりわからない状態でした。
頭で考えても、身体が言うことをききません!
でも、毎回の稽古を重ねて行くと・・・
再び、入門10ヵ月のミット打ちでの回し蹴りをご覧ください!

ミットを構えられるといまだに緊張して、あらら下手くそ!
ミットもないったらありゃしない状態です。
課題の軸足でのコントロールというのが、出来てる時もあれば
ダメダメの時も混在しております。

三好先生からは「回し蹴りで身体が開いてしまうとこを改善していくと、キレが出て威力も増します!」とのアドバイスが!

またこの最後の動画をインスタにアップしたら、あちこちから
「軸足、もう少し左側に向けた方が振り切りやすくなると思います」
「蹴った方の手を腰に巻き付けるように又ミット低蹴る膝を内側に回せばお尻が動き 回し蹴り形なりますよ」(※原文ママ)
「蹴る時は、手握らず開いたほうが身体回りやすいですよ」
などなどコメントをいただきました。
恥をさらして、得るものは大きいです! 感謝!
今後の成長に期待したいものです。

でも、たまに、いい音がして、入ったな!って感覚は嬉しいかも。

蹴り技は「回し蹴り」の他にもいろいろあるし、回し蹴り自体ももっと
奥が深いのでまだまだネタは豊富です。
道場の稽古では回し蹴りの特訓講座もありで、それはまた機会を改めて。
蹴りの成長記録の第2弾、第3弾・・・・をお楽しみに!
押忍👊

JKJ熟年空手女子が通う道場はこちら!

熟年空手女子のカラテ日誌マガジン連載目次はこちらから!
(Vol.1から読めます)


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