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園で何してきたの?に答えられない子どもの心理

⬆️インスタライブ&YouTubeもどうぞ。

質問しても、単語だけで答えたり。

園で何してきたの?と聞いても、「あそんだ」「しらん」「わすれた」「わからん」の答えばかり。

そんなタイプの子どもたちは、そもそも、思い出せていないんだよね。

思い付いていないことは、話せない。

話すことと、記憶のつながり

言葉での表現が乏しい、表現のバリエーションがあまりない子どもって、

じゃあ、記憶が弱いの?覚えることが苦手なの?

うーん。

満遍なく記憶したり、相手の質問に合わせて記憶を呼び起こすことは苦手かな。

自分が気づいたこと、驚いたことや、へえ!と思ったこと

これは記憶できるし、思い出せるし、話せる。

ひたすら図鑑を見て、マニアックなことばかり覚えていたりもする。

自分が興味あること覚えることと、

人から聞かれて思い出すことは、違うんだな。

人に伝えたい、話したい、聞いてほしいという意欲



人に話したいという、意欲も関係が大。

物事に気付いていて、記憶もできて、思い出せてもいるが、話さないとき。

人に伝えたい、人とこの話を共有したい、自分が感じたことや考えたことを、相手に知って欲しい。

そんな心の動きがどうなのか?を見る必要があります。

そう、自分の中で完結して、満足しやすいタイプ。

このタイプの子は、

ふと子どもから話しかけてきたことって、
状況の主題ではないこと、すごく些細なことを報告してくれたりもする。

今日のことではなく、ずいぶん前の話を急に始めたり。

なので、大人はハテナ??なんだけど、

今それは関係ないでしょ、というような内容でも、

取りあえずは、受け止める。
そうなのね。と。
うなづきだけでの返答もOK

話すきっかけ、思い出すきっかけ


よくママたちにお話ししていることがあります。

それは、会話を「見える」ようにしよう。

園のカバンを開けて、中身を出しながら、
お便り帳に書かれていることをきっかけにしながら、
子どもの爪に入りこんでいる粘土やクレヨンを見ながら、

日中過ごした痕跡wに目を向けながら、
「今日、何して遊んだの?」と話題にすることで、思い出しやすくなります。

一番定番なのは、お手拭きタオルや、エプロンについた食べこぼしwを見ながら、お昼に食べたものを思い出すとかね。

大人も、自分のことを、今日の出来事を伝えよう。

大人もね、ママもね、自分がしていたことを、子どもに話す。
お昼ご飯は何を食べたかとか、
誰に会ったか、とか、ね。

そうやってモデルを示しながら、
お互い報告することの楽しさ、それが相手を笑顔にすることを
伝えられるといいね。

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