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子どもに伝わる指示


⇧リール動画をどうぞ

子どもに自ら考えさせるために、
「どうすればよかった?」
「この後、どうするの?」
「こんなとき、どうしたらいい?」

そんな問いかけをしながら、してほしい行動を思い出させる、という指示の出し方があります。

幼稚園や保育園では、よく使われる。
特に、年長児さんは、言われる前から自分で動けるようになってほしい、という期待をされる年齢なので、
園の保育を見学させてもらうと、必ずこれらのやりとりを目にしていました。

これはもちろん、大事で有効な方法ですが、
これでは全然、響かないw子どももいます。
問いかけられても、何も思い浮かばず、突っ立っている。
そういう場合は、やはり、直接的で具体的な指示が必要です。

「このコップを、流しまで持っていってね」
「テーブルを拭いてから、椅子を片付けてね」

何をどうするか、指差しや身振りを使いながら、イメージを膨らませて。

2、3歳児に向けて伝えるような感じですが、年長児さんでも使ってOK。
その場面や状況で何をしたらいいのか、それが本人に伝わることが、一番大事です。

アトリエLove &Compassion主宰
小児専門の言語聴覚士
結城ルミ子

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